また、対阪神戦では4連敗に終わり、今季の対阪神戦のカード負け越しが確定した
この試合の先発投手である赤星優志選手(26)は、4回を投げて3安打2失点と苦しい内容で降板した
彼は2回、2死から小幡選手に右中間席中段へのソロ本塁打を浴び、その後、4回には1死満塁から再度小幡選手に右犠飛を許した
前回登板となった13日のDeNA戦では3回で4失点(自責点3)という結果で、これに続く2試合連続で5回持たずに降板することになった
試合後、赤星選手は「試合をつくれずチームに迷惑をかけてしまい申し訳ないです」とコメントした
打線については、巨人は相手先発のデュプランティエ投手から3回までに5つの四死球をもらったにもかかわらず、無得点という結果に終わった
阿部慎之助監督(46)は、選手たちの若さから生じるプレッシャーを指摘し、「(チャンスを)自らつぶしちゃったよね
荷が重いよ
そういう(若い)選手が出てるから
それでなんとか勝たしてあげるのが、こっちの役目なんだけど」と試合を振り返った
4回に代打攻勢で1点を返すのがやっとで、5回以降は阪神のリリーフ陣の前に屈した
この日の敗戦により、今季の対阪神戦の通算成績は4勝12敗となり、巨人にとっては史上初めて前半戦での対阪神戦でカード負け越しが確定した
しかし、阿部監督は「(阪神の)勝ち越しが決まったからって、別に何の問題はないと思う
1つ1つ勝つだけなので」と前を向き、次戦への意欲を示した
今回の試合は、巨人が若い選手の成長に依存している中での結果となり、厳しい現状が浮き彫りになった。特に赤星選手の投球や打線の奮闘は、今後の試合に向けた課題を多く残したが、阿部監督の前向きな姿勢がチームに活力を与えることを期待したい。
キーワード解説
- 赤星優志とは?:巨人の投手で、その投球成績や試合でのパフォーマンスによってチームの勝敗に大きく影響を与える選手です。
- デュプランティエとは?:阪神の先発投手で、試合の流れを制御する役割を担っている重要な選手です。
- 右犠飛とは?:打者がボールを打った後、外野に飛ばして走者を塁に進めるためのバッティングの形態です。

