これにより、首位の阪神からは12・5ゲーム差と大きく差が開き、今季87試合目にして自力優勝の可能性が消えました
試合の流れ
試合は初回に長短打を駆使して広島が3点を先取りしましたが、その直後の裏でヤクルトのオスナが3ランホームランを放ち同点に追いつきますこの同点劇に続いて、広島は2回に羽月の適時打で再びリードを奪いましたが、先発投手の玉村が踏ん張れず、続けて3失点を喫し逆転を許しました
先発投手の厳しい状況
玉村はプロ最短の投球回数となる1回2/3で7安打6失点(自責点5)と惨敗これにより、チーム全体に暗雲が立ち込めています
好機も生かせず
試合の中盤には、5回にファビアンが頭部への死球を受け、これをきっかけに1死満塁の得点機を迎えましたしかし、ヤクルトの先発投手・中村優が危険球で退場、その後の食い下がりもむなしく、得点につながったのは野間の犠飛による1点のみでした
打線の低迷
広島の打線はこれまで7月に平均1.38得点と非常に苦しい状況でした試合中で6得点を叩き出しましたが、これでも勝利には至らず、7月はすでに3勝11敗3分けと月間負け越しが確定しています
広島カープの現在の状況は厳しさを増しています。連敗が続いており、特に投手陣の崩れが致命的です。自力優勝の可能性が消えたことで、今後の展開に注目が集まります。打撃陣も期待に応えられていないため、チーム全体での立て直しが求められています。
キーワード解説
- 自力優勝とは?:自分の力だけで優勝が可能なことを指し、他チームの結果に左右されない状態を意味します。
- 先発投手とは?:試合の開始から投げる投手のことを指し、試合の流れを作る重要な役割を担っています。
- 危険球とは?:投手がバッターに対して頭部を狙った球を投げることで、故意かどうかにかかわらず危険と判断される球を指します。

