西武・西口監督、前半戦を振り返る—若手育成と新外国人獲得への期待

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◆西武―ソフトバンク(21日、ベルーナドーム) 西武の西口文也監督(52)は、就任1年目の前半戦を振り返り、チームの成績に対する悔しさを表明した

リーグ戦の前半は87試合を消化し、42勝44敗1分という結果で、「なんとか貯金を作って終わりたかったですが、借金で終わってしまって少し残念です」と心境を語った

昨シーズンの交流戦を振り返ると、一時は貯金6を記録したこともあり、明るい兆しもあった

監督は「先発投手が失点を抑え、打線も良い形で得点を稼いでいた」としつつも、リーグ戦後半は5勝13敗1分けと大きく負け越している事実に言及した

「打てず、投手陣もプレッシャーを抱えている状態です

今が本当に悪い時期なので、流れを変える必要があります」と危機感を抱いた

西口監督は「今後、打順を少し変えていくことを考えている」と新たな試みを示唆

7月11日に新たに獲得した外国人選手、J・D・デービス内野手(32)への期待も高まっているが、若手選手が多いため、経験者の育成も重要な課題となっている

「育成中の選手と外国人選手を両立させるのは難しいが、取り組み続けたい」と述べた

また、ファームで調整中のベテラン選手、中村剛也内野手(41)や栗山巧外野手(41)については、「しっかりと試合に出て調子を上げてくれれば」と奮起を期待し、チームの今後に期待を寄せた

西武の西口監督は前半戦の振り返りを通じて、チームの課題を明確にし、将来に向けた方向性を示しました。特に若手選手の育成と外国人選手の活用が鍵となる中で、監督の冷静な分析とリーダーシップが今後のチームの成長にどれだけ寄与するのかが注目されます。
キーワード解説

  • 外国人選手とは?:国外から日本のプロ野球チームに加入する選手のこと。チームの戦力強化が期待される。
  • 打順とは?:チームの選手が打席に立つ順番のこと。戦略に応じて変更されることがある。
  • 育成とは?:若い選手を育てて成長させる過程のこと。将来のチームの中心選手に育てるために重要。

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