7月21日のこの試合で、リチャードは「7番・三塁」として再昇格後初の先発出場を果たし、試合の重要な局面で存在感を示した
試合は巨人が0―5で追い込まれた状況から始まったが、7回の表、相手先発の左腕・伊藤将からの好機を捉えた
続く3打席で無安打1三振という状況で迎えたこの回、巨人は佐々木、吉川、増田陸の3連打により1点を返す
その後、敵失で2点を追加し、なおも1死一、三塁の場面で、マウンドの伊藤から2番手の右腕・ネルソンに交代する
ここで阿部慎之助監督（46）はリチャードを代打に出さず、彼に期待を寄せた
すると、リチャードはその期待に応え、4球目の低めチェンジアップを捉え、左翼スタンドへ運ぶ3号3ランを放つ
この一打は、5点ビハインドを一気に埋める劇的な場面となり、リチャードは吠え、阿部監督も拍手をし、スタンドの巨人ファンは歓喜に沸いた
リチャードのこの活躍は、他の打者たちにも好影響を与えると期待され、これからの巨人の戦いにおいて彼がどれだけ貢献できるかが注目される
今回の試合では、リチャード選手が重要な場面での逆転に繋がる殊勲の一打を放ちました。特に、選手が自打球で痛みを感じながらも、次のチャンスを生かして結果を出した点が彼の強い精神力を示しています。監督の信頼に応えた形で逆転に繋がったこのプレーは、今後のチームにとってプラスとなるでしょう。
キーワード解説
- 3ランとは？：3点を同時に返すホームランのことで、チームの得点を一気に増やす重要なプレーです。
- チェンジアップとは？：投球の一種で、速球に見せかけて遅く投げるボールです。打者はタイミングを崩されやすくなります。
