阪神・大山悠輔が通算1000安打達成、記念日も苦い思い出に

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<巨人6-5阪神>◇21日◇東京ドーム 阪神タイガースの大山悠輔内野手(30)が、1-0で迎えた3回の打席で通算1000安打を達成した

この日、観客の期待を背に受けて迎えた大きな瞬間

大山は3ボールから巨人の井上の直球を狙い打ち、狭い三遊間を抜ける左前打を放った

これにより、彼の記録とチームの士気を高める一打となった

さらに、5回には1カ月半ぶりとなる5号2ランを左翼席に運び、通算1001安打で自身の大台を祝った

大山の記録達成の瞬間、東京ドームに詰めかけたファンからは歓声が起こり、巨人の阿部監督からも拍手が送られた

記念ボードを掲げ、観客席に何度も頭を下げる大山の姿には、野球を愛するファンの共感が集まった

昨季オフにFA権を行使し、他球団からの大争奪戦が繰り広げられた彼の決断は残留

これが今季チームにどれほどの影響を与えているかは、彼の対巨人戦の打率が3割6分6厘と高いことからも明らかだ

9年目のプロ生活を送る大山は、白鴎大学からドラフト1位で入団

406試合連続無失策や全力疾走の姿勢を貫いてきたが、大型選手として毎日全力でプレーを続けるのは想像以上に厳しい道のりである

彼は体調管理の重要性を語り、「気持ちが大事」とし、自分との対話を通じて日々のコンディションを整えているという

その一方で、記念日も平坦な道のりではなかった

7回に本塁への悪送球を犯し、5失点を招いてしまう

大山は「チームに申し訳ない

全て変えてしまった」と反省し、自身よりもチームの勝利を最優先に考える姿勢を示した

背番号3は、シーズン終了までチームのために全力を尽くす覚悟を見せている

大山悠輔選手の通算1000安打達成は素晴らしい成果ですが、記念日が苦い思い出になったことは印象的です。自身の記録以上にチームの勝利を重んじる姿勢が、彼の人柄を表しています。
キーワード解説

  • 通算1000安打とは?
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