巨人・リチャード、3号3ランで逆転勝利に貢献

リチャードは5月18日以来の3号3ランで勝利に貢献した

■巨人 6ー5 阪神（21日・東京ドーム）　巨人・リチャード内野手が21日、東京ドームで行われた阪神戦に「7番・三塁」で出場すると、7回に同点となる3ランホームランを放ち、チームの9回サヨナラ勝利に貢献した

6月にはサイン見逃しのミスによって2軍降格となり、1軍復帰後初のスタメンで放ったアーチには彼の胸中も込められている

試合は、最初に点を取られた巨人が空気を悪くしないように奮起し、リチャード自身もベンチを鼓舞し続けた

先発の井上が3回までに3失点、さらに5回には大山に2ランを浴び、自己ワーストの数字で降板することとなった

しかし、リチャードは「みんなが本気出せばいける」と信じ続け、7回に3者連続安打と相手の失策で点を返した

0-5の状況で迎えた7回、1死一、三塁のチャンスで「ゲッツーだけは打ちたくなかった」と思いながらも、短くバットを持ち、無心で振り抜いた結果、放たれたボールは左中間スタンドへ一直線に飛び込んだ

「めっちゃ嬉しかった」とガッツポーズも飛び出した

リチャードは6月12日のソフトバンク戦でサイン見逃しのミスをし、翌日に2軍降格となったが、今月8日に1軍に復帰

復帰後の初スタメンでの活躍に思わず感謝の言葉が漏れた

第3打席では自打球が左つま先に直撃し「折れたと思った」と振り返るが、痛みが消えると再び結果を残した

彼は昨年秋広優人内野手とのトレードでソフトバンクから加入し、怪我で離脱中の岡本和真内野手の穴を埋める期待がかかる存在だが、現在の打率は.118、3本塁打、7打点と安定感に欠ける

しかし、未完成であるがゆえに26歳のリチャードには多くのファンが期待を寄せている

この試合におけるリチャード選手の活躍は、単なる個人の成功だけでなく、チーム全体を鼓舞する重要なきっかけとなりました。過去の反省を活かし、逆境を乗り越えた姿勢には多くのファンが感動したことでしょう。

キーワード解説

• サイン見逃しとは？試合中に coachesが選手に出す信号を見逃してしまうことを指します。選手は意図しない行動をとる可能性があります。
• サヨナラ勝利とは？試合が同点または負けている状態から、最終回に得点を上げて試合を勝ち取ることを言います。
• 自打球とは？バッターが打ったボールが自分の体に当たってしまうことを指し、痛みを伴うことがあります。