最大5点差をひっくり返し、逆転勝利を収めたこの試合は、多くのファンを驚かせた
先発の井上温大は序盤から厳しい状況に立たされ、特に2回には小幡竜平に2号ソロホームランを打たれるなど、失点が続いた
その後も、小幡は3回と5回にそれぞれ3号2ラン、5号2ランを放ち、巨人は合計で5点を奪われてしまう
5点を追う形となった巨人の打線は、試合の中盤まで相手先発の伊藤将司に抑え込まれており、6回まで単打2本のみにとどまっていた
7回の反撃開始
しかし、7回裏に状況が動く先頭の佐々木俊輔が二塁打を放ったことで打線に火が点き、吉川尚輝と増田陸の連打で1点を返す
続く泉口友汰の打席では、相手の悪送球が絡み、さらに2点目も獲得した
一死一、三塁の場面で阪神が2番手のネルソンに交代したところ、ここでリチャードが低めのチェンジアップを捉え、左中間スタンドに同点の3ランホームランを放った
9回にサヨナラ勝ち
その後、試合は9回へ進み、巨人は二死満塁のチャンスを迎えるそこで吉川尚輝がセンター前へ落ちるサヨナラタイムリーを放ち、劇的な逆転勝利が決まった
特に、リチャードの同点3ランが試合の流れを完全に変えたとの声が多い
21日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた佐伯貴弘氏は、「低めの球をあそこまで(持っていく)…まだファームでも多く見た打球
これを続けていって欲しい」とのコメントを残した
今回の試合は、逆転に至るまでの過程が非常にドラマティックでした。5点差を追う中で、選手たちは諦めずに戦い、最終的には勝利を手にしました。特にリチャード選手の同点ホームランは、チームにとって士気を高める重要な一撃でした。これからの後半戦に向けて、チーム全体が一丸となってさらなる高みを目指す姿が見える試合だったと思います。
キーワード解説
- 逆転勝利とは?試合の後半や最後に点を奪い、勝利をおさめることを指します。
- サヨナラタイムリーとは?試合の終了間際に得点を重ねて、勝利を決定づけるヒットのことです。
- チェンジアップとは?投球の種類の一つで、直線的な球とは異なり、打者の予測を外すための球種です。

