特に注目されたのは、履正社の「7番・右翼」として先発出場した井上銀士外野手(3年)の活躍だ
彼は先制の適時二塁打を含む3安打2打点、さらに2盗塁を記録し、チームをリードした
試合の流れ
試合は0-0の状況が続いていたが、四回表に井上の適時二塁打により履正社が先制この一打が試合の流れを引き寄せた
井上はその後、六回には中前打を放ち、さらに2つ目の盗塁を決め、七回には再び中前適時打を記録し、試合を決定づける役割を果たした
井上の思いと過去の経験
「チームが打てない時、流れを変えるのは長打だ自分が長打を打てた時に流れが変わると思っている」と井上は語った
彼は春季大阪大会で4番を打ち、悔しい思いをした経験を持っている
また、同じ「井上」を名乗る先輩選手である井上広大選手(現阪神)の存在も、井上にとっての目標であり、憧れでもある
監督の評価と今後の展望
履正社の多田監督は、「打順は考えていく」として井上の今後の展望に期待を寄せている井上がエンジンをかけ強打のチームに成長していくことを促す方針だ
選手プロフィール
| 氏名 | 年齢 | 出身地 | 身長 | 体重 | 投打 | 背番号 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 井上銀士 | 17 | 大阪狭山市 | 175cm | 75kg | 右投左打 | 9 |
キーワード解説
- 適時二塁打とは?試合の中で得点につながるヒットの一種で、無得点であった状況において得点をもたらす打撃のことを指します。
- 盗塁とは?走者が次の塁へ自ら進むことを指し、相手チームの捕手に捕まらずに進む技術を必要とします。
- プルヒッターとは?引っ張る打球を得意とする選手のことで、特に左打者に多いスタイルと言われています。

