新たに背番号「85」を背負うこととなるドリスは、2016年からの4年間にわたり阪神でプレーし、今回が6年ぶりの復帰となる
ドリスは復帰前に、米大リーグのトロント・ブルージェイズでの活動を経て、昨シーズンからは四国アイランドリーグの高知ファイティングドッグスに所属していた
高知では今季15試合に登板し、1勝1敗に加えて2ホールドと1セーブを記録し、防御率は1.20という優秀な成績を収めた
プロ野球の投手にとって「ホールド」とは、試合をリードしている状況で登板し、試合を持ちこたえた場合に与えられる記録であり、救援投手に求められる重要な役割を示す指標である
ドリスはNPB通算で208試合に登板し、特に2017年には37セーブを挙げてセーブ王に輝くなど、阪神タイガースの歴史の中で通算96セーブを記録し球団外国人選手の最多記録を持つ
また、彼の復帰は阪神の救援陣にとって重要な戦力となることが期待されている
契約締結にあたりドリスは、「阪神タイガースへの入団が決まり、とてもうれしいです
タイガースは私のファミリーであり、家に帰ってきたような気持ちです
一生懸命プレーに励み、チームの勝利に貢献して、みなさんと優勝を目指します」とコメントし、復帰への意気込みを語った
阪神タイガースのラファエル・ドリス投手の復帰は、チームにとって大きなプラスとなるでしょう。彼の経験と過去の実績を考えると、救援陣に新たな活力をもたらすことが期待されます。ファンにとっても彼の帰還は喜ばしい知らせではないでしょうか。
キーワード解説
- ラファエル・ドリスとは？阪神タイガースに所属する投手で、過去にセーブ王となるなどの実績を持っています。
- ホールドとは？試合のリードを守る状況で投げて、試合を有利に進めることができた救援投手に与えられる記録です。
