球宴前最後のカードであったヤクルト3連戦において、チームは3連敗を喫し、7月に入ってからは3勝12敗3分けという厳しい成績を記録
これにより借金は7となり、首位の阪神との差は12.5ゲームまで開いてしまいました
しかし、新井監督はこの厳しい状況を若手選手にとってのチャンスと捉えています
「目の色を変えろ」と若手選手に期待
新井監督は、「こういうチャンスをみんなつかんでほしいただ、いつもチャンスが来るわけではない
このチャンスを『ラストチャンスなんだ』と思うぐらい、そういう気持ちで後半戦に入っていってほしい
目の色を変えてね」と強調しました
監督の言葉には、状況を打開したいという強い意志が表れています
若手選手の活躍に期待
苦しい状況もある中、希望の光が差し込んでいます林晃汰内野手(24)が、1軍に再昇格した初戦から2試合連続で本塁打を記録
これに加えて、代走専任だった羽月隆太郎内野手(25)は現在、打率3割1分7厘というハイアベレージで出場機会を増やしており、若手選手の活躍によりチームの底上げが期待されています
また、二俣翔一内野手(22)も1軍復帰後に本塁打を放つなど、復調の兆しを見せています
厳しい起用が選手を成長させる
一方で、監督は選手に対して厳しい姿勢を示しています20日のヤクルト戦では、捕手の坂倉将吾選手(27)を3回の守りから外しました
これはフェアゾーンに戻ってくる可能性のある状況で一塁へ走らなかったためです
新井監督は「やらなければならないことをやらなかった場合は、外していく」と厳しい基準を設けており、選手に対して高いスタンダードを求めています
凡事徹底の重要性
新井監督は、凡事徹底、つまり基礎的なことをしっかりと行うことを大前提に、若手選手の一気の台頭を期待していますそのため、選手たちにはしっかりとした自覚と責任感を持ってプレーすることが求められています
広島新井監督が後半戦に向けて若手選手にポジション争いの重要性を訴えました。苦しい戦績が続く中での若手選手の台頭を期待する一方、厳しい起用が選手の成長に繋がることを示しています。この姿勢は、選手達にとってもチャンスをつかむ大きなきっかけになるでしょう。
キーワード解説
- ポジション奪取とは?
- 凡事徹底とは?

