周東佑京、オールスターゲームでのホームスチール挑戦を振り返る

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◆マイナビオールスターゲーム2025 第1戦・全パ―全セ(23日、京セラドーム大阪) 7月23日に行われたマイナビオールスターゲーム2025の第1戦で、福岡ソフトバンクホークスの内野手、周東佑京(29)が特異なプレーを試みた

周東は、この試合において球宴史上2人目となる単独ホームスチールを狙っていたことを明かした

ゲームの流れと周東の活躍

試合の4回、周東は左前打で出塁し、続けて元チームメートの巨人・甲斐拓也から二盗、三盗を成功させた

この場面で、周東が三塁に到達すると、日本ハムの新庄剛志監督が特注のサングラスを着用し、電光掲示板に「BOSSのサイン スクイズ」と流した

これにより、打者の若月健矢がカウント2-2でスクイズを試みたが、結果として成功には至らなかった

新庄監督からの提案

スクイズ失敗後の2死の場面で、新庄監督は周東に「俺のやつやるか?」と発言

これは、2004年のオールスターで新庄自身が成功させた歴史的な単独スチールを指しての提案である

しかし、周東は甲斐の警戒が強かったため、実行の難しさを感じ、最終的には「無理だ!」と伝えた

周東は「本盗をいくつもりではいたが(甲斐)拓也さんが警戒していたので無理だった」と、その挑戦の意欲を振り返った

単独ホームスチールとは?

単独ホームスチールとは、走者がピッチャーの投球に合わせてホームベースを狙って走るプレーで、相手チームがその動きを察知することが難しいため、成功した場合は大きな盛り上がりを見せる

野球ファンにとっては非常に興奮を呼び起こす瞬間であり、選手にとっても技術と判断力が試される場面である

周東佑京選手がオールスターゲームで積極的に盗塁を試みる姿勢は、彼の野球に対する情熱を示している。新庄監督が提案する単独スチールの挑戦は、過去の栄光を引き継ぐものであり、ファンにとっても見逃せない瞬間だった。ただし、甲斐選手の警戒がそれを阻んだのは、プロ野球の厳しさを感じさせる。
キーワード解説

  • 単独ホームスチールとは?
  • スクイズとは?

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