広島・サンドロ・ファビアン、月間MVP受賞と復調の兆し

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広島東洋カープの外国人選手、サンドロ・ファビアンが、6月の月間打率.348、5本塁打、17打点という素晴らしい成績を残し、2025年6月度「大樹生命月間MVP」のセ・リーグ打者部門に選出されました

この栄誉は、2014年以来11年ぶりで、過去の受賞者にはエルドレッドやロサリオなどがいます

ファビアンはその後、監督の推薦でオールスターゲームへの出場も決まり、彼は「今月も頑張ります」と自身の決意を語りました

彼はリーグの首位打者争いでも中心的な存在として打線を支えています

特に印象的だったのは6月18日のソフトバンク戦で、2点を追う6回に満塁の状況で逆転のグランドスラムを打った場面です

この試合での活躍がチームにとっても大きな流れを生み出しました

ファビアンはこれまでに10本塁打を記録しており、2004年にラロッカが達成した来日1年目での40本塁打という記録も期待されています

さらに、彼はチームの“顔”として、マツダスタジアムのショップに直径6.6メートル、幅5.8メートルの巨大な壁面広告が設置され、カープの新たな看板選手としての地位を確立しました

しかし、チーム全体としては、交流戦をセ・リーグで最高の勝率で乗り切ったものの、シーズン前半は借金7の5位で終了し、6月後半から7月にかけては16試合連続で3得点以下という厳しい状況が続きました

ファビアン自身も不振に悩まされていましたが、7月21日のヤクルト戦で33打席ぶりとなる適時打を記録し、復調の兆しを見せています

「自分のことよりもチームの勝利を重視し、優勝に向けて力を発揮したい」と話すファビアン

これからの夏本番に向けてさらなる活躍が期待されます

サンドロ・ファビアンの活躍は、広島カープにとってとても重要です。彼の月間MVP受賞と復調の兆しは、チーム全体の士気を高め、優勝への期待感を増加させるでしょう。特に、ファビアンがファンを魅了する存在であることは、チームのブランド力にも寄与しています。
キーワード解説

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