この試合は全パと全セの対抗戦で、全パが6点リードの状況で、2回に2死一塁という場面において、山川がフェンス直撃の適時打で出塁した
続く打者・山本大斗に対する初球で、山川は二盗を試みることを決意した
山川はプロキャリアの中で盗塁の経験が少ないこともあり、これまでの通算でたったの1盗塁しか記録していない
体重が114キロもあるこの大砲がスライディングを伴う小刻みなダッシュを試みたが、捕手・坂倉(広島)の冷静な送球が早く、ベースカバーに入った吉川(巨人)のグラブにボールが到達するのが先だった
山川は足でタッチをかわそうとしたものの、悠々とアウトとなってしまった
山川は西武時代の2019年にキャリア唯一の盗塁を成功させており、その後は本職の打撃に専念することが多かった
監督陣から新たなチャレンジが期待される中、今回の試みは注目を集める試合の中での一幕となった
今回の山川選手の盗塁試みは、彼にとって新しい挑戦だったと思います。プロ12年での盗塁がわずか1度という背景から見ると、リスクの高いプレーではありましたが、ファンや観客にとっては気持ちの高まる瞬間でもありました。また、オールスターという華やかな舞台での挑戦は、選手自身にとっても貴重な経験となったでしょう。
キーワード解説
- 盗塁とは? 盗塁は、走者が次の塁に進む際に捕手の送球を避けながら成功するプレーのことです。通常、打者が打つ前にスタートを切る場合が多く、意外性やスピードが求められます。
- 適時打とは? 適時打は、打者が出塁した際に、その走者を得点に結びつけるヒットのことを指します。得点機会を作るため、非常に重要なプレーとなります。

