読売ジャイアンツの橋本到、短期間の活躍から一転…現役引退の舞台裏

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
プロ野球界には「3年活躍して一人前」と言われるように、一時的に成功を収めた選手でも、その後の継続した成果は難しい場合が多い

今回は、短期間で華々しい成績を収めたものの、その後の活躍が続かなかった読売ジャイアンツの橋本到選手にスポットを当てる

橋本到のプロフィール

投打
右投左打
身長/体重
172cm/78kg
生年月日
1990年4月28日
経歴
仙台育英高出身、2008年ドラフト4位で読売ジャイアンツに入団
橋本選手は、投打のバランスがとれた選手として期待され、プロ入り後徐々に一軍での出場機会を増やした

特にプロ6年目の2014年には開幕スタメンを獲得し、中堅手として103試合に出場

打率.256、4本塁打、35打点、11盗塁を記録し、一時はチーム内でも重要な役割を果たしていた

活躍の裏に潜む課題

しかし、2015年には出場試合数が68試合に減少し、打率も.219に低下

以降、成績が安定せず一軍に定着することが難しくなった

2018年には故障の影響で一軍出場が無かったことが、彼のキャリアに大きな影を落とすこととなった

新天地での挑戦と現役引退

その後、2018年オフに金銭トレードで東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍するも、新たなチームでの活躍は叶わず、最終的には2019年オフに戦力外通告を受けることとなった

橋本選手は現役引退を決断し、短いプロ野球人生を終えた

橋本到選手のキャリアは、プロ野球界の厳しさを如実に示している。短い間に成果を挙げたものの、その後に続かなかった背景には、故障や競争の激しさがあった。期待されていた選手でも、結果を維持することがどれだけ難しいかを教えてくれる事例だ。
キーワード解説

  • ドラフトとは?選手をプロのチームに引き入れるために行われる選考制度のこと。各チームは自分たちのチームに必要な選手を選ぶ。
  • 中堅手とは?外野手のポジションの一つで、内野と外野の間を守る選手のこと。守備範囲が広く、攻守ともに重要な役割を果たす。
  • 故障とは?体の一部が怪我をしたり、調子が悪くなったりすることを指す。スポーツ選手にとって致命的な要因となることが多い。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。