西武・今井達也投手、NPB初のリアルタイムマイク装着で登板

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西武ライオンズの先発投手、今井達也(27)が「マイナビオールスターゲーム2025」第2戦において、リアルタイムマイクを装着して登板しました

この試みは、プロ野球(NPB)史上初の試みであり、テレビ朝日系列で放送されました

リアルタイムマイクとは、選手のリアルタイムの声を視聴者に届けるための機器で、スポーツ中継に新たな臨場感をもたらすものです

試合の開始早々、今井は解説席に対して初球の球種について「配球は(捕手の)寺地に任せます」と明言します

このやり取りにより、視聴者は選手の思考過程を垣間見ることができました

続く打席では、阪神の佐藤輝選手との対決において、「真っすぐとスライダーどっちがいいですか」と松坂大輔氏に質問し、リクエストに応じて156キロの直球を投じました

さらに、2回には同学年のDeNA・牧選手もマイクを装着しており、牧が今井に「全然(球種)言わんやん」と冗談を交わす場面も見られました

今井は146キロの直球を投じて空振りを奪い、視聴者に楽しみを提供しつつも、直後に安打を浴びると残念そうな表情を見せました

また、今井はマウンドに上がる際、作新学院高時代の同級生で出場辞退となったDeNA・入江大生投手の演出を行い、WANDSの楽曲「世界中の誰よりきっと」が流れる中での登場となりました

試合後、今井はマイクの装着に対して「慣れない部分はあった」と述べつつも、松坂さんとのやり取りを楽しんだと振り返りました

この新たな試みが、今後のプロ野球中継にどのような影響を与えるのか、注目されます

今井達也選手がリアルタイムマイクを装着して投球する姿は、プロ野球に新たなエンターテインメント要素をもたらしました。選手の声が視聴者に届くことにより、これまで以上に試合の臨場感を感じることができ、ファンとの距離が縮まったように思います。また、今後もこのような革新的な試みが行われることが望まれます。
キーワード解説

  • リアルタイムマイクとは?リアルタイムマイクは、選手の声や思考過程などをリアルタイムで視聴者に届けるための装置で、主にスポーツ中継に使用されます。
  • プロ野球とは?プロ野球は、日本国内のプロフェッショナルな野球リーグで、NPB(日本プロフェッショナル野球機構)が運営しています。
  • 配球とは?配球は、投手がどの球種をどのように投げるかを決めることで、試合の戦略において非常に重要な要素です。
  • 直球とは?直球は、ストレートとも呼ばれ、投手が最も基本的に投げる球種で、主に速さを重視した球です。

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