ヤクルトが青柳晃洋投手を獲得へ、投手陣の立て直しを狙う

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ヤクルトが青柳晃洋投手を獲得へ、投手陣の立て直しを狙う

東京ヤクルトスワローズが、フィラデルフィア・フィリーズ傘下のダブルA、レディングから自由契約となった青柳晃洋投手(31)を獲得するための調査を進めていることが、7月24日に明らかとなった

青柳は行使したポスティングシステムを通じて、2023年1月にフィリーズとマイナー契約を結んだが、メジャーでの登板は果たせていない

これまで阪神タイガースで9年間プレーし、通算61勝を記録

特に2022年には最多勝となるなど、3冠を達成した

先発補強の必要性

ヤクルトは今季、前半戦を借金22で最下位で終えた

補強の期限が7月末に迫る中で、青柳は先発投手候補として非常に重要な存在とされている

現在、チームの防御率3.56、失点331はリーグワーストであり、投手陣の不振がチーム成績に直結している

最高勝利数を誇る投手である吉村はわずか4勝で、奥川や中村優といった若手投手も期待には応えていない

青柳の再起を懸けた移籍

青柳は2023年1月にフィリーズとマイナー契約を結び、開幕はメジャーの3Aで過ごしたが、6月に2Aへ降格するなど不振に苦しんでいる

これから日本への復帰が濃厚となる中、青柳はセ・リーグの各球団において主力打者の特徴をよく理解しており、神宮球場での登板経験も豊富であるため、スムーズに戦力として機能することが期待されている

球団にとっては、実績のある先発投手の獲得は悲願であり、今後の交渉の行方が注目される

青柳と高津監督の関係

青柳の母は元ヤクルト・レディーであり、高津臣吾監督ともサイドスロー投手としての共通点がある

このような背景も、双方の交渉を進展させる要因とされている

移籍期限まで残り少なくなったが、ヤクルトが青柳を獲得できるか否か、今後の動向が注目される

青柳晃洋選手プロフィール

名前青柳晃洋(あおやぎ・こうよう)
生年月日1993年12月11日
出身地神奈川県
投打右投げ右打ち
ドラフト2015年 ドラフト5位で阪神入団
主な成績通算61勝、最多勝、最優秀防御率など
ヤクルトが青柳投手の獲得を目指す背景には、投手陣の成績が悪く、補強が急務である事情がある。青柳の実績を考えると、ヤクルトにとっては貴重な戦力となる可能性が高い。今後の交渉の進展が期待される。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?ポスティングシステムは、海外のプロスポーツリーグでプレーしている選手が、他の球団との交渉を可能にする制度です。選手が希望するチームに移籍する機会を与えるために導入されています。
  • 先発投手とは?先発投手は、試合の最初から登板する投手のことを指します。試合の流れを決定づける重要な役割を担っており、長いイニングを投げることが求められます。また、試合の運び方や得点差に応じて戦略的に起用されます。
  • 防御率とは?防御率は、投手が投げたイニングに対して与えた失点の割合を示す数値です。低いほど良いとされ、投手の実力を示す重要な指標として用いられています。

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