2025年オールスターゲームで輝く若手選手、渡部聖弥の思いと成長

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◇マイナビオールスターゲーム2025第2戦 全パ10ー7全セ(2025年7月24日 横浜) ファン投票と選手間投票でパ・リーグの外野手部門で選出された西武のドラフト2位選手である渡部聖弥外野手(22)が、本紙に独占手記を寄せた

渡部選手は広陵(広島)の同期であり、寮でも相部屋だった楽天・宗山選手との絆を明かしながら、ルーキー1年目の晴れ舞台での経験をもとに新たな決意を固めている

彼は「こんなスターの方たちと一緒にプレーできたのは夢のような時間でした

」と述べ、第1戦でヒットが出た時のホッとした気持ちも語った

「小さい時は『プロ野球選手になりたい』『オールスターに出てみたい』と願っていたが、今はその舞台に立つことに必死です

」と渡部選手は自己の成長を感じている様子が伺えた

また、友人や家族からのメッセージによって実感が湧いてきたとのこと

オリックスの九里選手と再会した際の驚きや感動も彼の心に残っている

宗山選手との関係については、「高校から仲が良く、寮でも同部屋だった

親近感はあるが、プロでのプレーは不思議な感じ

」と語り、今でも定期的に食事を共にしていることを明かした

渡部選手が振り返ったオールスターでの思い出には、2006年の藤川球児投手(阪神)とカブレラ選手(西武)の直球勝負がある

彼は「スター選手たちがあれだけ球場を沸かせる姿は本当に凄い

」と感銘を受けたようだ

また、同選手は日本ハムの万波選手に打撃の感覚を聞いたところ、パワーと筋力はもちろん、打球の伸びはその技術によるものだと実感し、捉え方やボールのつぶし方を自らの成長に繋げようとしている

「プロ野球選手から夢をもらったように、今度は自分がホームランを打って、見ている子供たちに夢を与える選手になりたい

」と力強く語る渡部選手は、プロ野球の魅力を後輩たちに感じてもらうために、これからも努力を続ける決意を示した

一発狙いは不発

渡部聖は5回から左翼守備に出場

7回の1打席目は巨人・大勢の直球に対してフルスイングしたが、詰まって遊ゴロになってしまった

9回には捕飛(落球)もあった

第1戦の頓宮選手、若月選手の本塁打に刺激を受け、「力みすぎた」と反省し、大勢の直球に対して「速かった

あれぐらいのボールを打ち返せるようになりたい」と成長への思いを新たにした

渡部聖弥選手のオールスターゲームでの体験談からは、プロの舞台での緊張感や成長への強い思いが伺えます。若手選手が過去の憧れの選手と再会し、様々な技術を吸収しようとする姿勢が印象的です。彼の今後の成長にも期待が寄せられます。
キーワード解説

  • プロ野球選手とは?プロ野球選手は、プロのリーグでプレーする選手であり、大学や高校からの推薦やドラフトを通じて契約され、特に技術や身体能力が求められる存在です。
  • オールスターゲームとは?オールスターゲームは、その年のリーグで活躍する選手が集まって行う試合で、ファンや選手の投票によってメンバーが選出される特別なイベントです。
  • ホームランとは?ホームランは、バッターが打ったボールがフェンスを越えてスタンドに入ること、一打席で得点をもたらす得点圏での成功を意味し、観客を楽しませる要素の一つです。

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