全パの「3番・一塁」として先発出場した山川穂高内野手(33)は、試合中に2回に左越えの適時打を放つなどの活躍を見せた
山川選手は初回の第1打席で、全セの村上頌樹投手(27)のスローカーブ攻撃に苦しむも、すぐにリベンジを果たし、タイムリーを記録した
リーグ前半戦では打撃不調に悩まされていたが、オールスターゲームでの気分転換により、後半戦でのパフォーマンス向上が期待される
彼が今年出場した野手の中で最年長の33歳であることから、この試合での存在感は一層際立った
「今回は最年長だから、若い選手にもっと活躍してもらいたい」と語り、若手選手の成長を願う姿勢も見せた
前日の第1戦では出番がなかったため、焼き肉で体力を補充して臨んだ第2戦では、初回無死一、二塁の場面で村上投手のスローカーブに苦しんだ
しかし、その後の打席での適時打により見事に雪辱を果たした
山川選手は、プロ通算1盗塁の実績を活かして、次打者の山本選手に向けて二盗を試みたが失敗し、観客からのブーイングを受ける場面もあった
しかし、彼は試合後に笑顔で振り返り、「面白かった」と感想を述べた
この日は山川選手が2打数1安打1打点の成績を残し、自身6度目の球宴を終えた
26日から始まるオリックスとの2連戦に向けて気持ちを切り替え、「福岡に戻ったら、完全にスイッチを入れていきます
前半戦はなかなか状態が上がらずに苦しんだが、まだ日本ハムとの差は2ゲームある
これからが“大勝負”です」と意気込みを語った
全パは、第1戦でオリックスの頓宮選手が、第2戦では日本ハムの清宮幸選手がMVPを獲得している
小久保監督は「あさってからまたあの選手たちと対戦する
全て切り替えて後半戦に臨みたい」と警戒感を示していた
山川選手は「残り50数試合、しっかり打って勝つことを約束します」と強い決意を示し、今後の活躍を期待させる結果となった
今回のマイナビオールスターゲーム第2戦では、山川穂高選手の活躍が目を引きました。特に、初回の苦しい打席からのリベンジは印象的で、選手としての根気強さを感じました。また、若い選手への思いやりを見せる一方で、自己のパフォーマンス向上にも意欲的である点が、彼の成長を示していると感じます。
キーワード解説
- マイナビオールスターゲームとは?プロ野球選手がリーグを超えて対戦する特別な試合で、ファン投票で選ばれた選手たちが一堂に会します。
- 適時打とは?試合の状況に応じて得点につながるヒットを打つことを指し、特にランナーがいる時に重要です。
- 盗塁とは?バッターがヒットを打った後に、次の塁に走り込むことを意味します。成功すると状況が有利になることがあります。

