今井達也がオールスターゲームで156キロの快投を披露
西武ライオンズの若きエース、今井達也選手が2025年7月24日に行われた「マイナビオールスターゲーム2025」第2戦(横浜)で素晴らしいパフォーマンスを見せました今井は全パの先発としてマウンドに上がり、初めて導入されたリアルタイムマイクを装着しながらの投球を行いました
この試みは視聴者に選手の思考過程をより近くで体験してもらうことを目的としています
初回からの圧巻の投球
第一打席では、阪神タイガースの佐藤輝明選手を相手にカウント1-2と追い込み、解説を担当していた西武のレジェンド松坂大輔氏に「真っすぐとスライダーのどちらがいいですか?」と問いかけました松坂氏が「真っすぐでお願いします」とリクエストすると、今井は渾身の156キロを投げ込み、観客や視聴者からの驚きの声を引き出しました
SNSでの反響
156キロの球速に対するSNSでの反応は非常に盛り上がり、ユーザーたちからは「待って、いきなりの156キロって出るものなの?」や「やはり、バケモノだな」といったコメントが寄せられましたまた、「今井さんはピッチングマシン」といった驚きの声もありました
心温まるエピソード
今井選手は、登場曲にプロ野球選手としての道をともに切り開いてきた同級生、DeNAの入江大生選手の曲を使用しました入江選手は右上腕部神経障害により今季は出場辞退しており、この優しさはSNSでも大きな反響を呼びました
「西武ファンとして誇りに思う」といったコメントが多く見られました
今年も2年連続で開幕投手を務めた今井選手は、ここまで15試合に先発し、6勝(3敗)、防御率1.62の成績を残しています
後半戦ではリーグ4位からの追う立場にある西武にとってエースの活躍が欠かせません
今井達也選手のオールスターゲームでのパフォーマンスは、ただの投球に留まらず、ファンとの双方向のコミュニケーションを促す新しい試みがなされました。特に、同級生へのエールを込めた心温まる行動が多くの人に感動を与えました。
キーワード解説
- エースとは?:野球においてエースとは、チーム内で最も優れた投手を指し、特に重要な試合で先発することが期待される選手です。
- リアルタイムマイクとは?:選手が試合中に音声を収録するためのデバイスで、ファンは選手の会話や思考をリアルタイムで聞くことができます。
- 球速とは?:ピッチャーが投球したボールがホームプレートに届くまでの速度を指し、通常キロメートル毎時(km/h)で表されます。

