DeNA・牧秀悟選手がホームランダービーで優勝!舞台裏を公開
◇プロ野球 マイナビオールスターゲーム2025 パ・リーグ 10-7 セ・リーグ(24日、横浜スタジアム) プロ野球・DeNAの公式YouTubeチャンネルで、オールスターゲーム第2戦の舞台裏が公開された注目を集めたのは、同選手が試合前のホームランダービーで優勝したシーンだ
この試合は、ホームグラウンドの横浜スタジアムで行われたが、当日の風はレフトからライトへ強く吹いており、右バッターの牧選手には不利な条件が整った
彼は試合前のインタビューで「見てくださいこの風の強さ
レフトに打ったら飛ばないです」と、風の影響を指摘した
そして、「バックスクリーン右狙いで、セ・リーグ側に打とうと思っています」とファンサービスを考慮しつつ反対方向に打とうとする意図を語った
牧選手は、打撃投手を務める広島の矢野雅哉選手とベンチ内でのリハーサルを行い、ボールは使用せずに“エア”での打撃確認を行った
突如としてデッドボールの状況を想定したこの練習で、牧選手は「さっきのめっちゃいい!」と手ごたえを得た様子だった
矢野選手はカメラに向かい、「牧のホームなので優勝したいなという思いもある」と語り、続けて「でも左バッター有利なので、僕が打たせてあげます!」と意気込みを示した
いよいよ本番へ
決勝に進出した牧選手は、日本ハムの清宮幸太郎選手と対戦した
ベンチでは三浦大輔監督が「行ったか、あと一本」と、牧選手の奮闘を期待して見守る姿が見られた
決勝ではすべてレフト方向へのホームランを放つ結果となり、事前の風の分析とは異なったが、結果的に7本のホームランを放ち、見事優勝を果たした
三浦監督も、藤川球児監督からの「おめでとうございます」との祝福を受け、握手を交わした
決勝の後、牧選手がベンチに戻ると、セ・リーグの選手たちから「秀悟コール」が起こり、その盛り上がりはお祭りのようだった
DeNAのジャクソン投手は「矢野!すごい!」と称賛のハイタッチを交わし、ベンチ裏での牧選手と矢野選手の掛け合いは見逃せない瞬間だった
牧選手が「やっぱピッチャー大事だったので、誰がいいかなと思ったら、率先して『おれ投げるよ』って言ってくれて」と話すと、矢野選手がすぐに「言ってないわ!無理やりや!」とツッコむ姿が印象的だった
今回のオールスターゲームで牧選手が見事にホームランダービーで優勝したことで、彼の打撃力や試合に対する真剣な姿勢が再確認されました。特に、風の影響を分析し、ファンを意識した打撃プランを立てる姿勢は、多くの人々に感動を与えました。また、チームメイトとの連携も良く、皆で盛り上がる様子はプロスポーツの魅力を再認識させてくれます。
キーワード解説
- ホームランダービーとは?プロ野球のオールスターゲームで行われるイベントで、各選手がホームランを打つ能力を競い合うものです。
- ベンチとは?試合中に選手が待機する場所で、選手たちはここで戦略を話したり、他の選手のプレイを見守ったりします。
- 打撃投手とは?バッター(打者)が打つ練習をするためにボールを投げる役割を持つ選手のことです。
- ファンサービスとは?ファンを楽しませるための行動やサービスのことで、選手がファンとの良好な関係を築くことにつながります。

