ロッテ・吉川悠斗、二軍戦での圧倒的なパフォーマンスが支配下登録へ向けた道を開く
千葉ロッテマリーンズの育成選手である吉川悠斗投手が、6月29日の巨人二軍戦と7月9日の日本ハム二軍戦での圧倒的な投球により、支配下選手登録への期待を高めている特に6月29日の試合では、初回から6回まで毎回奪三振というプロ入り最多の12奪三振を記録し、1安打、無失点という素晴らしい成績を残した
素晴らしいパフォーマンスの詳細
吉川投手はこの試合で87球を投げ、与四球は1、打たれた安打はわずか1本という完璧な内容だった彼の代表的な武器であるストレートが特に素晴らしく、初回からリチャード選手に投じたインコースのストレートは見逃し三振を奪った
吉川選手自身も「うまく空振りを取れたので良かった」とこの試合を振り返る
多彩な変化球も光る
また、スライダーやチェンジアップも効果的に使用され、特にチェンジアップは決め球としての役割を果たした吉川選手は「チェンジアップは腕を振ることでスピードが上がる」と説明し、自信を持って投球に臨む姿勢を示している
今後の展望
7月9日の日本ハム戦でも投球を重ね、最終的に3失点で6回を投げ抜いた彼のこれまでの成績はファームで5勝となっており、支配下選手登録の期限である7月31日が近づくなか、一軍昇格へのアピールが続いている
吉川選手は「抑えることが一番大事」とし、今後の試合でも期待されるピッチングについて意気込みを語った
吉川投手の最近の投球は、素晴らしいパフォーマンスを見せており、一軍昇格への期待が高まっています。特に巨人二軍戦での圧巻のピッチングは、多くのファンが驚かされるものでした。彼の多彩な変化球の使い方や、ストレートの力強さは今後の成長が非常に楽しみです。
キーワード解説
- クオリティスタートとは？：投手が6回を投げて、自責点を3点以内に抑えることをいう。投手の安定したパフォーマンスを示す指標として重要視されている。
- 奪三振とは？：打者から三振を奪うこと、つまり、打者が投球を振った際に空振りすることを指す。これは投手の力を示す重要な統計の一つである。
- スライダーとは？：球速が速く、横に曲がる変化球の一種。打者にとっては非常に打ちづらい球であり、投手が重要な武器として用いる。
- チェンジアップとは？：速球と見せかけて投げる遅めの球。打者にとってはタイミングを外されやすいため、非常に効果的な変化球である。
