中日ドラゴンズ、井上監督が前半戦を報告 – 借金6でもAクラス狙う意欲を示す
中日ドラゴンズの井上一樹監督(54)は、名古屋市内の中日新聞本社で大島宇一郎オーナー(61)に前半戦の報告を行った中日の成績は40勝46敗2分けで、セ・リーグ4位と借金6の状況にある
大島オーナーは、主力選手の怪我が相次ぐ中で選手たちがよく戦っていると評価し、「最近は7連勝も記録した
この勢いで、何とかクライマックスシリーズ(CS)進出を果たしてほしい」と期待を寄せた
井上監督も、「借金は抱えているが、まだ狙える位置にいると感じている
これから後半戦に向けて逆襲していく」と力強く意気込みを語った
現在、中日は2位のDeNAと2.5ゲーム差、3位の巨人とは2ゲーム差と、Aクラスを目指す上では十分な位置にいる
名古屋の野球ファンはこの状況に沸き立ち、20日に放送された中日応援番組「サンデードラゴンズ」(CBC)の平均世帯視聴率は6.3%と、今季最高を記録
また、同日に行われた中日とDeNAの試合も平均世帯視聴率10.6%に達し、デーゲームとしては初めて2桁を記録した
地元放送関係者は、「8月以降もAクラス争いが続けば、名古屋はさらにドラゴンズで盛り上がりますよ」と期待を膨らませている
中日がCSに出場するのは、高木監督時代の2012年以来のことであり、13年ぶりのCS進出が実現すれば、井上監督の評価は一層高まるだろう
OBの中には「3年間連続で最下位のチームを就任1年目でポストシーズンに導けば、長期政権もあり得る」との声も聞かれる
オーナー報告を終えた井上監督は、「Aクラス入りが現実味を帯びることをオーナーも感じてくださっている
これに向けて全力を尽くしていこうという話をしました」と述べ、ポストシーズンに向けて名古屋の街が盛り上がることを期待している
中日ドラゴンズは、苦しい状況の中でも井上監督の率いるチームがAクラスを狙う姿勢を見せていることが印象的です。ファンの期待感も加わって、名古屋の盛り上がりがますます加速するかもしれません。特に、13年ぶりのクライマックスシリーズ出場が現実味を帯びてきているため、今後の試合が楽しみです。
キーワード解説
- クライマックスシリーズ(CS)とは?:ポストシーズンのプレーオフを指し、各リーグの上位チームが優勝を目指して戦う形式です。
- 平均世帯視聴率とは?:ある番組が放送された際に、視聴している世帯の割合を示す指標で、視聴者の関心を測るのに使われます。

