広陵高校、タイブレーク制し26度目の甲子園出場を決定

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 2025年7月26日、広島大会決勝にて広陵高校が崇徳高校を延長タイブレークで逆転勝利し、3年連続26度目の夏の甲子園出場を確定させました

この試合は電光石火きんさいスタジアム三次で行われ、両チームの先発投手による接戦が展開されました

特に広陵の堀田昴佑投手(3年)と崇徳の徳丸凜空投手(2年)による対決は見どころの一つでした

 試合の均衡が破れたのは、無得点で迎えた七回でした

崇徳の松村皇成内野手(1年)が右翼線への二塁打で出塁し、その後、バントヒットで続いた新村瑠聖捕手(2年)の活躍も光りました

4番打者の中島航外野手(3年)が中犠飛で得点

崇徳が先制点を奪いました

 広陵は1点ビハインドで迎えた九回、草島絃太内野手(3年)が右前打で出塁し、続く打席に立った堀田が盾のごとく打球を左翼フェンスに直撃させ、同点に追いつきました

この劇的な同点打は、緊迫した試合の中での明るい光でした

 その後、試合は1-1のまま延長タイブレークへ突入

ここでの広陵の攻撃は圧巻で、鮮やかなバントヒットを決めて無死満塁の状況を築きます

続く三ゴロの併殺打の間に勝ち越し点を奪取

その裏では、堀田が1死二、三塁のピンチに直面しますが、見事に切り抜けました

 試合後、中井監督は選手たちの戦いを称え、「タイブレークの練習もしてきましたし、決勝でこういうことが起こるとは思わなかったですが、よく頑張りました」とコメント

その上で”、堀田の同点打については「たまには打ってくれよと思ってましたが、よく打ってくれました」と述べ、選手への感謝と喜びを表しました

広陵高校が驚異的な逆転劇で、崇徳高校に勝利したことは非常に感動的でした。特に、九回の堀田選手の同点打は試合の流れを変える重要な場面であり、選手たちがタイブレークに向けて準備していたことが成功に繋がったと言えるでしょう。これからの甲子園での活躍も期待されます。
キーワード解説

  • タイブレークとは?:試合が引き分け状態になった場合に行われる追加ルールで、チームが攻撃と守備を交互に行い、それぞれのイニングで必ず得点を挙げることで勝者を決める方法です。
  • 投手戦とは?:試合において両チームの投手の活躍が際立ち、両チームともに打線がなかなか得点できない状況。この試合でも両投手の素晴らしいパフォーマンスが光りました。
  • 中犠飛とは?:打者が外野フライを打ち、塁上の走者が得点するために塁を進むプレーのこと。これにより得点を挙げることが可能です。

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