ソフトバンク、オリックス戦で7連勝を達成!ポジティブな流れを持続

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パ・リーグ2位の福岡ソフトバンクホークスは、26日のオリックス・バファローズ戦(みずほペイペイ球場)で11対3の大勝を収め、今季最多となる貯金「18」を記録した

日本ハムファイターズも勝利したため、首位とのゲーム差は変わらず2ゲームだが、重要な後半戦初戦を制し、前半戦終盤からの優れたパフォーマンスを継続した

試合の流れ

この試合は3位のオリックスとの上位対決であり、初戦に敗北すれば不穏な空気が漂う可能性もあったため、勝利の意義は大きかった

ゲーム差を「5.5」に広げる貴重な勝利となった

この日の先発投手・田嶋は前回登板で完封するなど、好調の左腕だったため、ホークス打線は中盤まで苦戦を強いられた

反撃のきっかけ

試合が動いたのは6回、ソフトバンクは2点を追いかける展開だったが、先頭の佐藤直が初球のストレートを完璧に捉え、打球は左翼スタンドに突き刺さった

これが彼の3号ソロとなり、チームの流れを変える重要な一発となった

打線の連携

佐藤のホームランをきっかけに、打線はつながり出し、近藤のヒットと山川の四球でチャンスを作る

続く柳町が右中間へ適時打を放ち、相手右翼手・杉本のミスも重なり、一塁走者の山川も生還して逆転に成功した

その後、野村の適時打も加わり、リードを2点に広げる

先発投手のパフォーマンス
後半戦開幕投手を務めた先発・有原は、3回に4安打を浴びて2点を失ったものの、その後はしっかりと立ち直り、4回以降は安打を許さず、最終的に7回を投げ切り2失点で試合を締めた

このパフォーマンスにより、7試合連続で「ハイクオリティー・スタート」を達成した

これは7回以上投げ、自責点が2以下の成績を指す

重要な勝利とファンの声援

8回には自慢の救援陣を投入するも、松本裕からソロホームランを浴びて1点差に迫られるが、直後に牧原、周東、川瀬の適時打で4点を奪い返し、嫌な流れを断ち切った

そして最後は、前半戦の不調を払拭するかのように山川が15号の3ランを放ち、試合を決定づけた

球団恒例イベント「鷹祭 SUMMER BOOST 2025」が開催され、多くのファンが集まった本拠地に白星を届ける結果となった

小久保監督は、「日本ハムは負けないものと思ってやっているので、こちらも負けないように進んでいく」と引き締まった表情でコメント

現在の強さと今後の戦いが期待される

ソフトバンクの強さは明らかで、これまでの試合で見せたパフォーマンスが強固なチームを作り上げている。オリックス戦勝利は、選手たちの自信をさらに高める結果となるだろう。今後の戦いでも、そのパフォーマンスを維持していくことが期待される。
キーワード解説

  • ハイクオリティー・スタートとは?先発投手が7回以上投げ、2失点以下の良好な成績を残すことを指し、投手陣の安定感を示す指標の一つです。
  • ホームランとは?野球において、打球がフェンスを越えてスタンドに入ることで得るポイントで、得点獲得の大きな手段です。

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