日本ハムファイターズも勝利したため、首位とのゲーム差は変わらず2ゲームだが、重要な後半戦初戦を制し、前半戦終盤からの優れたパフォーマンスを継続した
試合の流れ
この試合は3位のオリックスとの上位対決であり、初戦に敗北すれば不穏な空気が漂う可能性もあったため、勝利の意義は大きかったゲーム差を「5.5」に広げる貴重な勝利となった
この日の先発投手・田嶋は前回登板で完封するなど、好調の左腕だったため、ホークス打線は中盤まで苦戦を強いられた
反撃のきっかけ
試合が動いたのは6回、ソフトバンクは2点を追いかける展開だったが、先頭の佐藤直が初球のストレートを完璧に捉え、打球は左翼スタンドに突き刺さったこれが彼の3号ソロとなり、チームの流れを変える重要な一発となった
打線の連携
佐藤のホームランをきっかけに、打線はつながり出し、近藤のヒットと山川の四球でチャンスを作る続く柳町が右中間へ適時打を放ち、相手右翼手・杉本のミスも重なり、一塁走者の山川も生還して逆転に成功した
その後、野村の適時打も加わり、リードを2点に広げる
先発投手のパフォーマンス
後半戦開幕投手を務めた先発・有原は、3回に4安打を浴びて2点を失ったものの、その後はしっかりと立ち直り、4回以降は安打を許さず、最終的に7回を投げ切り2失点で試合を締めたこのパフォーマンスにより、7試合連続で「ハイクオリティー・スタート」を達成した
これは7回以上投げ、自責点が2以下の成績を指す
重要な勝利とファンの声援
8回には自慢の救援陣を投入するも、松本裕からソロホームランを浴びて1点差に迫られるが、直後に牧原、周東、川瀬の適時打で4点を奪い返し、嫌な流れを断ち切ったそして最後は、前半戦の不調を払拭するかのように山川が15号の3ランを放ち、試合を決定づけた
球団恒例イベント「鷹祭 SUMMER BOOST 2025」が開催され、多くのファンが集まった本拠地に白星を届ける結果となった
小久保監督は、「日本ハムは負けないものと思ってやっているので、こちらも負けないように進んでいく」と引き締まった表情でコメント
現在の強さと今後の戦いが期待される
ソフトバンクの強さは明らかで、これまでの試合で見せたパフォーマンスが強固なチームを作り上げている。オリックス戦勝利は、選手たちの自信をさらに高める結果となるだろう。今後の戦いでも、そのパフォーマンスを維持していくことが期待される。
キーワード解説
- ハイクオリティー・スタートとは?先発投手が7回以上投げ、2失点以下の良好な成績を残すことを指し、投手陣の安定感を示す指標の一つです。
- ホームランとは?野球において、打球がフェンスを越えてスタンドに入ることで得るポイントで、得点獲得の大きな手段です。

