これで今季2度目の完封を達成し、村上と並んでチームトップタイの8勝となった
試合は甲子園で行われ、才木は後半戦の開幕投手として堂々とした姿を見せた
完封劇の裏にあったピッチング
試合の6回、2死三塁の場面で迎えたのはDeNAの牧選手この時、スタンドからは「頑張れ、頑張れ、才木」との応援が響き渡っていた
カウント2－2から投じた137キロのフォークボールは、左中間フェンス際で近本選手のグラブに収まった
甲子園の観衆からは大喝采が沸き、才木はベンチに戻る際、胸を張っていた
試合後のコメント
才木は、「今年は6回や7回で失点することが多かったので、最後まで投げ切れたのが本当に良かった」と振り返った5月20日の巨人戦以来、自身2度目の無四球完封ということで、誇りを感じているようだ
フォームの改善と信頼のバッテリー
藤川監督は、「才木が後半にさらに期待できるピッチングをしてくれた」と評価し、春先から行っていた投球フォームの調整が効果を見せ始めたと語ったまた、同じく7月中旬に投手コーチやアナリストと映像を見ながら修正を行ったことも要因として挙げた
これに加え、才木は4月の初戦以来、15試合ぶりに坂本捕手とバッテリーを組み、「誠志郎さんと組んで勝ちたい思いがあった」と語った
坂本捕手の配球も投げやすさに貢献したとのことだ
今後の展望
この勝利はチームにとって21度目の0対0封勝利となり、才木は2年ぶりの優勝を目指すチームのリーダーとしての役割を果たし始めた彼の好投がチームに勢いを与え、更なる勝利につながることが期待される
「チームも良い勝ち方ができたので、この先も乗っていけると思います」と才木は意気込んでいた
阪神タイガースの才木投手が完封勝利を収めたことで、チームにとって大きな自信につながったと言えます。ピッチングフォームの改善がそこに影響したことから、選手たちがどれだけ努力し、調整を行ったかが見える結果でした。彼の好投が今後の試合にも良い影響を与えることを期待しています。
キーワード解説
- 完封勝利とは？：投手が相手チームに一点も得点を許さないことです。ピッチャーが完ぺきな投球を見せ、ゲームの結果を一人で決める重要な成績です。
- フォークボールとは？：野球における投球の一つで、ボールが落ちるように投げられる球種です。打者にとっては難しい球であり、空振りや打ち損じを誘うことができます。
- バッテリーとは？：野球における投手と捕手の組み合わせを指します。二人の連携が試合の勝敗を左右することが多く、重要な役割を果たします。
