試合の主役となったのは、日本ハムの19歳ルーキー、柴田獅子投手である
ロッテの先発オースティン・ボス投手(33)は、試合開始早々からコントロールに苦しみ、2回には四球と2本の安打を許し、無死満塁のピンチを迎えた
この局面で押し出し四球を献上し、先制点を奪われた
続けて石井一成内野手(31)には右中間を破る2点適時二塁打を浴び、さらなる追加点を許してしまった
さらにボスは3回にも連打を浴び、4回には若手の水谷瞬外野手(24)にソロ本塁打を被弾
4回の時点でボスは6安打5失点を記録し、降板を余儀なくされた
試合後、吉井理人監督(60)はボスの投球を「逃げ腰だったのが残念」と厳しく評価し、次戦ではしっかり攻めてほしいと語った
攻撃面では、日本ハムの先発柴田獅子が素晴らしいピッチングを見せ、3回までロッテ打線を封じ込めた
ロッテは4回からの継投に対し、西川史礁外野手(22)が内野安打を放ち、ノーヒットノーランは免れたものの、最終的には得点を挙げることができず、試合はこのまま終了した
レギュラーシーズンの勝利が重要な時期に入る中、栗原健太打撃コーチ(43)は「初対戦の投手に対しては探る部分があったのでは」と試合を振り返り、オールスターでの休みが影響した可能性も示唆した
ロッテは今季19度目の完封負けを喫し、特に先発ボスの投球内容が厳しい評価を受けた。また、新人の柴田獅子も注目されるピッチャーとして今後の試合に期待がかかる。両チームの状態が今後どう変化していくのかが気になる。
キーワード解説
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