阪神才木、意外な完封勝利も投球フォームに課題を残す

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「阪神2-0DeNA」(2025年7月26日、甲子園球場)において、阪神の先発投手、才木が素晴らしいパフォーマンスを見せ、後半戦の開幕を勝利で飾った

この試合で才木は被安打4で今季2度目の完封勝利を達成した

しかし、デイリースポーツの評論家である中田良弘氏は、才木の投球フォームに関して「一刻も早く左足の開きを修正すべし」と厳しく指摘している

坂本とのバッテリーで新たな一面を引き出す

今回の試合で、才木は今季2度目となる捕手坂本とのバッテリーを組んだ

坂本は、才木の新たな一面を引き出す巧みなリードを見せた

従来、才木はフォークボールを多用することで球数が増える傾向があったが、坂本は直球やカーブを交えた配球を組み立て、投球の際に相手打者がフォークを警戒する場面でも直球を指示することで三振を奪い、球数を抑えることに成功した

課題となる投球フォーム

しかし、試合を通じて目に付いたのは、才木の投球フォームの問題である

打者に踏み込む左足のつま先と膝が早く開いてしまい、結果的に投げ終わった後に一塁側に傾く姿勢となっている

これは、自身の左側に壁を作れないことから左肩が開いてしまい、リリースポイントに微妙なズレを生む原因となっている

他投手との違い

特に村上選手や伊藤将選手は、投げ終わった後に踏み込んだ足でしっかりと立つことができ、この点が精度の高いピッチングにつながっている

このままでは優勝を争う今後の戦いに影響を及ぼす恐れがあるため、早急な修正が必要となるだろう

今後に向けて
まずは才木自身がこの課題を意識し、修正作業に取り組むことが重要で、ここを改善できれば、より楽にピッチングを構築できるようになるだろう

試合の結果としては見事な完封勝利を手にした阪神の才木選手ですが、専門家による指摘の通り、投球フォームには課題が残りました。これからの試合でその問題が解決されれば、さらなる活躍が期待されるでしょう。
キーワード解説

  • 完封勝利とは?:ある投手が試合中に相手チームに一度も得点を許さず、試合を終えることです。
  • 相手打者:投手に対してバッティングを行うチームの選手のことを指し、投球に対して打つ役割を担います。
  • リリースポイントとは?:投手がボールを離す瞬間の位置やタイミングのこと。正確なリリースポイントの維持が重要です。

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