試合の8回に5番手として登板した大勢投手は、リードを保ちつつ、ピンチを切り抜ける見事なプレーを見せました
試合の8回、巨人は3点リードを持ち、これは大勢投手にとって重要な局面でした
2アウトで連打を浴び、一、二塁のピンチを迎えましたが、大勢投手は秋山選手を151キロの直球で二ゴロに仕留め、無失点での切り抜けに成功しました
この投球により、彼はシーズンのリーグ最速、球団史上4人目の30ホールド(H)に到達しました
大勢選手はこの記録に驚きつつも「ありがとうございます」と控えめに喜びを示しました
今季から大勢選手は主戦場を9回から8回に移し、阿部監督からは「ホールドのタイトルを取れ」との期待が寄せられています
大勢選手は「はい」と約束しつつも、体の動きが小さくなるのを避けるため、目の前のアウトを1個ずつ積み重ねることを目指しています
現在のペースでは、シーズン47ホールドで球団最多の12年山口鉄也の44Hを更新することも視野に入っています
大勢投手はまた、チームメートへの声掛けも大切にしており、5月に同学年のリチャード選手がトレードで加入した際には、リチャード選手が打率を気にすることに対し「みんなそんなこと気にしてないよ!」と励ます場面も見られました
他の中継ぎ投手たち、船迫、石川、中川、大勢、ケラーらがそれぞれ任された1イニングを無失点でつなぐことができたため、この試合の勝利が得られたのです
大勢選手は「残り試合も少ない
自分の場面が回ってきたらしっかりやるだけ」と述べ、今後のプレーへの意気込みを語りました
巨人の大勢投手が30ホールドを達成したことは、チームの強力な中継ぎ陣の証明であり、タイトル獲得を目指す姿勢が印象的です。また、彼の人間性もチーム内に良い影響を与えていることが分かります。今後の試合でも、大勢投手の活躍に期待がかかります。
キーワード解説
- ホールドとは?試合中、投手が登板し、自チームが勝っている状態で登板して出したアウト数を記録するもので、リリーフ投手の貢献度を示す指標となる。
- 中継ぎ投手とは?先発投手が登板した後、試合の中盤で試合を引き継いで投げる投手のことを指し、試合の流れを維持する重要な役割を担う。

