オリックス・東松快征投手、プロ初先発で注目の投球を披露

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◇プロ野球パ・リーグ ソフトバンク-オリックス (27日、みずほPayPayドーム)オリックスの2年目左腕、東松快征投手がプロ初の先発マウンドに立ちました

彼は2023年ドラフトの3位指名で、享栄高からオリックスに入団

開幕前の春季キャンプでは主力メンバーに選ばれ、オープン戦でも5試合に登板し、開幕1軍を勝ち取るも、その後は出場機会が乏しく抹消されました

しかし、ファームでのパフォーマンスは素晴らしく、6試合の先発を含む13登板で防御率2.06を記録し、再昇格を果たしました

プロ初登板となった19日のロッテ戦では、6点ビハインドの状況で7回に登板し、2失点を喫するも、8回には落ち着いて三者凡退に抑えて見せました

この日は、先発予定だった曽谷龍平投手がコンディション不良で登板できず、初先発の機会が与えられました

初回は三者凡退での好スタートを切るも、2回には連打を浴びて1失点

四球で1アウト満塁のピンチも招くものの、後続を抑え最少失点で逃れました

更には3回にも四球でランナーを背負いましたが、ソフトバンクのクリーンナップを無安打に抑え、力強い投球を続けました

しかし4回には連打を浴び、1アウト2、3塁のピンチで降板となりました

それでも、時折見せる笑顔での冷静な姿勢は、観客の心を捉えました

試合後、SNSでは「東松くんお疲れさま!また先発でみたいです!」「しっかり打者と勝負できていた」「次の登板が楽しみになりました」「野手がんばれ!」といった称賛の声が多数上がりました

2番手で登板した才木海翔投手が暴投とエラーで得点を重ねたため、東松投手が背負ったランナーも生還しました

最終的な成績は3と1/3回、63球を投げ、被安打5、奪三振2、与四球2、3失点(自責点2)という内容となりました

東松快征投手の初先発は注目の試合でした。特に初回の三者凡退は素晴らしいスタートで、彼のポテンシャルを感じさせました。難しい場面でも落ち着いて投げられる姿勢は、今後の成長に期待を持たせます。ファンたちの応援も温かく、次回の登板が待ち遠しいとの声が多く上がりました。
キーワード解説

  • 代わってとは?他の選手が怪我や体調不良のため、別の選手が起用されることを意味します。
  • 防御率とは?投手が投げたイニングに対して与えた得点の数を計算し、平均で示した指標で、投手の実力を測る重要な数字です。
  • 四球とは?打者に対してボール球を投げてしまい、ストライクと判定されずに出塁を許すことを示します。
  • 三者凡退とは?一つのイニングで相手打者三人を全て抑え、ランナーを出さないことを意味します。

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