2025年7月27日の試合では、4回を終えた時点でマウンド後方が真っ白になるという異変が起きた
この原因は、日本ハムの先発投手・伊藤大海とロッテの先発投手・田中晴也が共に多量のロジンを使用していたためである
ロジンとは、投手が投球する際に手に付ける樹脂状の粉であり、投球時のグリップを向上させる効果がある
しかし、大量に使いすぎると、フィールド上に白い粉が撒かれ、時には視界を妨げることもある
この日、伊藤投手は初回からマウンドに大量のロジンを撒き、投球の瞬間にはまるで白い煙が上がっているように見えた
田中投手も同様に、ユニフォームの腹部が白くなっているのが確認された
さらに、5回にはレイエス選手が田中投手に向かってロジンが舞って見えないというジェスチャーをし、観客の笑いを誘った
しかし、田中投手はその影響にも関わらず、追いロジンを重ねて空振り三振を奪った
試合を観戦していたファンは「マウンドが粉雪のようになっている」「ロジンVSロジン」といったコメントを寄せ、 SNS でも話題となった
試合のスコアは5回を終了した時点で3-3の同点であり、両チームの投手たちがロジンを駆使して好投している様子が見受けられた
今回の試合では、ロジンの使用がこれほどの注目を集めるとは予想外であった。視覚的にも面白い現象であり、ファンとのコミュニケーションにもつながっている。このような注目を集めるプレーが試合の盛り上がりを助けている点は興味深い。
キーワード解説
- ロジンとは?:ロジンは、樹脂の一種で、投手がボールを投げやすくするために手に塗る粉です。グリップを向上させ、ボールをしっかりと握れるよう助けます。

