日本ハム・レイエス選手、ロッテ田中投手のロジン使用に不満表明

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27日に行われた日本ハム対ロッテの試合で、日本ハムのフランミル・レイエス外野手(30)がロッテの先発投手、田中晴也(21)のロジンの使い方に対して不快感を示す一幕があった

試合が行われたエスコンフィールドでは、レイエス選手が田中投手のマウンド上でのロジン使用に驚きの表情を見せるシーンがあった

この日、田中投手は5回の打席で、一投毎にロジンを右手に付け、その結果、白い粉が舞い上がる光景が見られた

レイエス選手はその状況に不満を感じ、田中投手を睨みつける瞬間もあり、さらに打席を外したりイライラする仕草も見せた

最終的にこの打席は空振り三振に終わった

実は、直前に打席に立った清宮幸太郎内野手(26)も、田中投手が初球を投げる前に一度打席を外し、白い粉が舞い上がる状況が改善されるのを待っていた

このように、打者としては「投げやりに見える」と感じる状況が続いていた

田中投手は先発の伊藤大海投手(27)同様に、手汗を抑えるためにロジンを多く使用する傾向があり、試合の進行中にはマウンド後方に残されたロジンの量が雪のように見えた

試合後、新庄剛志監督(53)も田中投手のロジンの使用について言及し、「もっと使用量が少ないロジンを開発してほしい」と提案した

監督は、「ロジンが大量に舞うのはお互いに好ましくなく、打者もピッチャーも集中を妨げられる」と指摘した

今回の試合でのレイエス選手と田中投手のやり取りは、プロ野球の緊張感を感じさせる一幕でした。打者と投手の心理的な対立は、スポーツの面白さでもあります。監督の言葉も含め、ロジンの使用については今後何らかの改善が必要かもしれません。
キーワード解説

  • ロジンとは?:ロジンは、投手が手の汗を吸収し、ボールを持ちやすくするための粉です。正しく使用することで制球力が向上しますが、使い過ぎるとマウンドが白くなりプレイの妨げになることがあります。
  • 空振り三振とは?:空振り三振は、打者がバットを振ったがボールに当たらず三振となることを指します。これは投手にとって非常に良い結果ですが、打者にとっては失敗を意味します。
  • 新庄剛志監督とは?:新庄剛志監督は、日本のプロ野球チーム、北海道日本ハムファイターズの監督であり、かつて選手としても名を馳せた人物です。彼はチームの選手たちから信頼されている指導者です。

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