巨人の赤星、広島戦で5回途中降板も今季7勝目はお預け

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◇セ・リーグ 巨人―広島(2025年7月27日 マツダ) 巨人の赤星優志投手(26)は、27日に行われた広島戦で今季18度目の先発登板を果たしましたが、試合の流れを大きく変えた5回に一挙4失点を許し、5回途中で降板しました

これにより、6月29日のDeNA戦以来、4試合連続での勝利が逃され、28日ぶりの今季7勝目を手にすることはできませんでした

赤星投手はここまで5試合連続で小林捕手とバッテリーを組んでいましたが、小林選手が25日に出場選手登録を抹消されたため、今回は6月6日の楽天戦以来7試合ぶりに岸田捕手とのバッテリーを組みました

試合は初回から始まり、味方打線がキャベッジ選手の適時打で1点を先制

続く3回には岸田捕手の2点適時二塁打や泉口選手の適時打により3点を追加し、5回には岸田選手の3号ソロでさらに1点を加え、巨人は5-0とリードを広げました

しかし、5回に悪夢が待っていました

4回まで無失点だった赤星投手が突然打ち込まれ、先頭打者の8番・会沢選手を皮切りに、代打のモンテロ選手、1番・秋山選手の3連打を許し、無死満塁のピンチに

2番・大盛選手には走者一掃の3点適時三塁打を打たれ、続く小園選手にも適時打を許してしまい、いきなり4失点を記録しました

このため、阿部慎之助監督(46)はたまらずベンチを出て降板を指示しました

赤星投手の投球内容は4回0/3で打者21人に対して88球を投げ、6安打4失点

奪った三振は3つ、与えた四球は1つ、直球の最速は148キロを記録しました

赤星投手は最近の登板でも安定感を欠いており、13日のDeNA戦では3回5安打4失点(自責点3)、20日の阪神戦では4回3安打2失点で降板しており、3試合連続で5回を投げ切ることができていません

今回の試合では赤星投手が重要な局面で失点を重ね、試合の流れを変えてしまったことが目立ちました。彼の今後の安定した投球が求められる中で、今回の降板はチームにとって痛手と言えます。また、代わりの捕手との連携や投球内容の見直しが課題となるでしょう。
キーワード解説

  • 先発投手とは? 先発投手とは、試合の初めからマウンドに上がり、最初に投球を担当する投手のことです。ゲームの流れを左右する重要な役割を担います。
  • 適時打とは? 適時打は、得点のチャンスに打者がヒットを打って走者をホームに帰すことができるヒットのことです。これによりチームの得点が増えます。
  • 三振とは? 三振は、打者が打席で3回ボールを振ってアウトになることを指します。投手にとっては、非常に重要なアウトの取り方です。

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