2軍は来季から1リーグ14チームによる3地区制に移行することが決定しています
小林氏は、今後16チームまでの増加が「意外と早くいくかもしれない」と述べ、その背景には「ビジネス」という観点があると強調しました
例えば、メジャーリーグベースボール（MLB）は1961年の時点で18チームでしたが、30年以上をかけて現在の30チームに増やしました
小林氏は「日本のプロ野球も、チーム拡張が利益につながる確信があれば増加するだろう」と説明しました
しかし、現状においては「今は思っていない」とも指摘
有力な要因としては少子化と野球人口の減少があり、これでは新たなチームを設立するのは難しいとされています
それでも、1軍チーム数拡張への第一歩として、2軍の新規参入チームであるくふうハヤテやオイシックスがテストリーグとして活用されることは、「地域の人々や多くのプロ野球ファンが夢を見ることができる状況を生む」と述べ、その夢を実現するにはしっかりとした土台が必要だと締めくくりました
今回の小林至氏の発言は、プロ野球の将来を考える上で非常に興味深い内容が盛り込まれていました。少子化や野球人口の減少が課題とはいえ、2軍の新規参入が地域活性化の可能性を秘めている点に注目したいです。プロ野球のファンや地域の皆が夢を持てる未来が期待できると、希望が持てます。
キーワード解説
- 2軍とは？プロ野球における2軍は、主に選手育成やエクストラプレイを行うチームで、1軍の選手のコンディションやパフォーマンスを維持するための重要な役割を果たします。
- 1軍とは？プロ野球の1軍は、公式戦に出場するチームのことを指し、選手の中で最高の技術を持つプレイヤーが揃っています。
- チーム数拡張とは？これは、リーグに新たなチームを追加することを指し、プロ野球においては観客動員やマーケティング戦略の一環とされています。
- 少子化とは？少子化は出生率が低下することで、成人した世代の数が減る現象を意味します。これは野球ファンの基盤を脅かす大きな要因です。
- メジャーリーグベースボール（MLB）とは？MLBは北米におけるプロ野球リーグで、世界中で最も人気のある野球リーグの一つです。
