復帰に際し、阿部慎之助監督(46)からのコメントに奮起した姿勢を見せた
戸郷は「僕が開幕投手に抜てきしたし、迷惑かけてんだから投げろって感じです」と監督の言葉を受け止め、勝利を目指す意気込みを語った
今季の巨人は、開幕ローテーションとして戸郷、赤星、石川、井上、山崎、田中将をリストアップしてスタートした
しかし、戸郷が2度の2軍降格を経験し、前半戦はわずか2勝の成績にとどまるという誤算もあった
一方、山崎はセ・リーグ記録となる開幕から36イニング連続無失点を達成し、シーズン8勝を挙げ、防御率はリーグトップの1.07をマーク
また、グリフィンも体調不良から復帰し、6勝0敗、防御率0.75と好調を維持している
新たな布陣として、井上、赤星、そして交流戦から好調な西舘が加わる中、戸郷が本来の投球を取り戻せば、巨人の強力な先発陣の一翼を担うことが期待される
戸郷は、「自分の力を見せる時だ」と、意気込みを強調した
戸郷の復帰は、巨人の投手陣にとって非常に重要な意味を持つ。これまでの成績が期待に反していた中で、戸郷がどのように自己を立て直し、復帰戦に臨むかが今後のチームに大きく影響するだろう。監督の言葉に応える姿勢は、彼の勝負強さを証明するものであり、ファンにとっても期待を抱かせる要素となる。
キーワード解説
- 二軍降格とは?:選手がパフォーマンスの問題やケガにより、1軍から2軍に降格されること。
- 開幕ローテーションとは?:シーズンの開幕時に先発投手として起用される選手のリスト。
- 防御率とは?:投手が何イニング投げたかに対して被打率などを考慮し、1試合あたりの失点を表す指標。
- 無失点とは?:試合中に得点を許さなかったことを指す。

