ソフトバンク、8連勝を維持し日本ハムとの首位攻防戦に臨む

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ソフトバンクは7月29日より日本ハムとの首位攻防3連戦を控え、8連勝中という絶好調の状態で挑む

この3連戦では、両チームの対戦成績が7勝6敗と拮抗しており、ソフトバンクとしてはそれぞれの試合で2勝1敗の勝ち越しを狙いたい

この成果が実現すれば、勝率が6勝3敗となり、単純計算で2ゲーム差をつけて日本ハムに対して優位に立つことができる

投打のバランス

両チームとも、投打のバランスが取れている点が共通しているが、長打力では日本ハムに軍配が上がる

しかし、ソフトバンクはリリーフ陣の強さがその優位性となる

オスナが離脱した後も、杉山や藤井が安定した投球を続けており、松本裕も休ませながら起用している

さらに、ヘルナンデスの状態も上向いているため、リリーフ陣の層が厚いと言える

先発投手の課題

対します日本ハムは、先発投手が19完投と安定したピッチングを見せており、その反面、リリーフの活用法は流動的だ

この先発投手の責任感の違いが試合の結果に大きく影響する可能性がある

特に、27日のロッテ戦ではリリーフ陣が崩れ、接戦に敗れたことが思い出される

夏場に入るとブルペンの差が顕著になり、勝敗を分ける要因となるだろう

長打の脅威

注意が必要なのは、日本ハムの長打力である

彼らが記録した86本塁打は両リーグでトップとなっており、レイエスや万波、清宮幸、水谷などの力強い打者には警戒が必要だ

走者がいる状況でこれらの打者に本塁打を浴びれば、接戦に持ち込むことも難しくなる

最少失点で先発が粘ることができれば、ソフトバンクのペースに持ち込むことが可能だ

安定した投球を見せる有原やモイネロ、大関の存在がカギとなる

ここに松本晴、大津、東浜、前田悠、前田純らが良い競争を繰り広げるのが理想だ

ソフトバンクと日本ハムの対戦は、両チームの投手力と長打力のバランスを試されるものとなる。特に長打の影響は大きく、1本の本塁打が試合を変える可能性があるため、戦略的な投球が求められる。夏に近づくにつれて、ブルペンの疲労が試合結果に影響を及ぼすことが考えられ、リリーフ陣の使用方法も重要だろう。
キーワード解説

  • リリーフとは?:リリーフとは、先発投手がマウンドを降りた後に登板する投手のことを指し、試合の終盤を任されることが多い役割です。
  • 長打力とは?:長打力とは、一発で多くの塁を稼げる打撃力のことを言い、ホームランや二塁打などがこれに該当します。
  • 完投とは?:完投とは、投手が試合の全てのイニングを投げ切ることを指し、ピッチャーのスタミナと制球力が求められます。

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