東洋大姫路、甲子園出場を決める!昨年王者を打破し14年ぶりの栄冠

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第107回全国高校野球選手権の出場権をかけた地方大会が各地で行われる中、兵庫県の決勝戦では、選抜大会にも出場した東洋大姫路が昨年優勝の報徳学園を7-6で下し、14年ぶり13度目の甲子園出場を決めた

この勝利によって、東洋大姫路は2018年以降、秋、春、夏の3季連続で兵庫を制することとなる

これは非常に珍しい偉業であり、直近でこの記録を達成したのは明石商業高校であった

試合のハイライト

試合は接戦となり、7-6と1点差に迫られた東洋大姫路は、九回2死一、二塁の場面で最後の打者が飛ばした打球が相手右翼手・見村のグラブに収まり、ナインがマウンドに駆け寄り歓喜の輪を作った

選手たちはこの瞬間を待ち望んでおり、勝利の瞬間によって苦労が報われた形となる

白鳥翔哉真選手の活躍

特に注目すべきは、「4番・左翼」の白鳥翔哉真選手(3年)である

決勝打を放ち、合計2安打1打点の活躍を見せた

白鳥選手は、準々決勝の関西学院戦から4番に起用されて以来、見事な打撃を続けており、1-2の三回には同点となる安打を放つと、3-3の六回には勝ち越しにつながるヒットを打った

「緊迫した場面で自分のイメージ通りに打てました」と白鳥選手は試合後に語った

岡田監督の思い

東洋大姫路を率いる岡田監督は、2019年に夏の甲子園で履正社を初優勝に導いた実績を持つ

在校生として指導することは今回4年目となり、「春の忘れ物を取りに子供たちと頑張ってきます」と語り、選手たちと共に全国制覇を目指す意気込みを示した

監督が激励会で投げかけた「昭和の野球がしたい」というメッセージも、選手たちにとっての原動力になっている

今回の決勝戦は、両校ともに熱い戦いを繰り広げました。特に白鳥選手の活躍が光り、チームの士気を高める結果となりました。岡田監督のもと、東洋大姫路は甲子園でもさらなる挑戦が期待されます。
キーワード解説

  • 甲子園とは?:全国の高校野球選手権大会が行われる場所で、日本の野球ファンにとって特別な意味を持つ。
  • 選抜大会とは?:高校野球の春の大会で、全国から選ばれた強豪校が参加する大会。
  • 打点とは?:選手がボールをヒットさせて得点を奪った際に、その選手に与えられるポイントのこと。
  • スライダーとは?:野球の変化球の一つで、持ち球でボールが横にスライドするように曲がる投球。

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