ロッテ・種市篤暉選手、後半戦に向けた意気込みを語る
ロッテの投手、種市篤暉選手が前半戦を振り返りつつ、後半戦に向けた抱負を明かした種市選手は、前半戦の成績を14試合で3勝6敗、67奪三振、防御率3.65とし、一時は不安定な投球が目立ったものの、徐々に立ち直りつつあることを示唆した
特に、種市選手は5月28日のオリックス戦からストレートの質が向上し始めたと語り、6月3日には「去年の感覚に近いものが出てきて自信が持てる」と後半戦に期待を寄せた
特に、6月5日の巨人戦では8回を1失点に抑える投球を見せるなど、明らかに調子を上げている
ただし、ストレートのスピードには自ら不満を抱いているようで、最近の登板でも150キロを超えた球はわずか3球であったことを指摘
強風の影響でスピードが出にくいという理解も示した
それに対し、変化球の質は向上しつつあるとのことで、特にフォークボールの制球力に自信を見せた
具体的には、オリックス戦での三振を奪ったフォークの軌道に納得している様子で、「あれを続けられるようにしたい」と意気込みを語った
また、試合の中でのカウント作りの重要性を述べており、特にノーストライクや1ストライクの状態でどのように攻めるかが勝利につながると考えていると述べた
オールスター明けの初登板を前にして、種市選手は「情けないピッチングから脱却したい」と切実な思いを抱き、長いイニングを投げることの重要性を強調した
これからの試合での投球が期待される
今回の種市篤暉選手のコメントからは、自身の投球に対する冷静な分析と改善への意欲が強く感じられました。特に、ストレートのスピードや変化球の制球力向上に自信を持ち、前半戦の反省を活かして後半戦に臨む姿勢は、選手としての成長を感じさせます。期待されるオールスター明けの初登板で、どのような投球を見せてくれるのか注目です。
キーワード解説
- ストレートとは？：ストレートは、投手が投げる最も基本的な球種で、回転をかけずに真っ直ぐ飛ぶ球のことを指します。
- フォークボールとは？：フォークボールは、投球の一種で、投げる際にボールを指で挟み、抜けるように投げるため球が落ちる特性を持っています。
- 奪三振とは？：奪三振は、投手がバッターを三振に打ち取ることで得られる指標で、投手の能力を示す重要な数値の一つです。
- 防御率とは？：防御率は、投手が与えた得点をイニング数で割り算した数値で、投手の成績を測るための代表的な指標です。
