彼は6月13日に行われたヤクルト戦で左足に死球を受け、打撲と診断されてしまいました
この影響で、翌日の14日に出場選手登録を抹消された経緯があります
佐藤選手は「本格的に(練習を)やったのは、ほんと2週間前ぐらいからなんで、まだまだ体力的なところでも追いついてないと思う
なるべく戦力になれるように頑張ります」と、今後への意気込みを語りました
当初は10日間の抹消での復帰が見込まれていましたが、実際には打撲の治療に1カ月ほど掛かり、打撃練習を再開できたのは7月中旬でした
さらに、春季キャンプ中には自打球が影響し、右足の親指を骨折したり、オープン戦期間中に見切り発車で復帰したものの、万全の状態には程遠く、打率が1割台に低迷する結果となりました
4月23日に2軍再調整となり、5月上旬に復帰したものの、一度崩れたバッティングフォームは戻らず苦しんでいました
「キャンプとかもそうですけど、間に合いはしたけど結局、調整がうまくいっていなかった
ちゃんと治ってから、バッティングフォームをしっかりつくれる状態でスタートしようと考えた」と、完治を待っての再スタートを決断しました
その間には、2年目の寺地選手が主戦捕手として定着し、打率・267と奮闘中ですが、復調した佐藤選手が先発マスクをかぶることで、寺地選手のDH起用など、攻撃力を下げない選択肢が生まれると期待されています
まずはベンチから戦況を見守る佐藤選手が、バットで復調を示せるか注目です
ロッテの佐藤選手が1軍に復帰することは、チームにとって大きなプラスと言えます。怪我からの復帰を実現させたことで、チーム内の戦力が増し、他の選手との連携も期待できます。佐藤選手が復調すれば、頼もしい存在となるでしょう。
キーワード解説
- 死球とは?:野球で投手が打者に投げた球が、故意または不意に当たることを指します。この場合、打者は出塁する権利を持ちます。
- 打撲とは?:体が外から強い衝撃を受けて、内出血などの症状が出ることを言います。筋肉や組織が損傷することもあります。
- 打率とは?:選手が打席に立ったときのヒットの割合です。計算式は、ヒット数を打数で割ったものです。

