巨人・西舘投手、逆転を許し2勝目ならず
2025年7月29日、セ・リーグの試合において、読売ジャイアンツの西舘勇陽投手(23)が中日ドラゴンズ戦に先発しましたこの試合はバンテリンドームで行われ、西舘は5回、6安打6失点という成績で降板しました
これにより、3勝目とはならず、最近5試合連続で白星から遠ざかっています
試合の序盤
西舘は、試合開始から良い立ち上がりを見せました初回には153キロの直球で上林選手を空振り三振に仕留め、その後も3者連続で三振を奪うなど、素晴らしい投球を披露しました
さらに、3回にも2三振を奪うなど、安全なピッチングを展開し、打者9人から5三振を記録しました
この時点で彼は完全な投球状態にありました
4回の失点
しかし、4回に入ると状況が一変します先頭の岡林選手に四球を与え、その後の田中選手に右前打を打たれ、無死一、二塁の状況となりました
続いて上林選手には左前に運ばれ、1点を失います
さらに、ボスラー選手には2ストライクからのカットボールが高めに浮いたところを見逃さず、逆転の3ランホームランを許しました
追加点
5回には、またもや岡林選手に内角のスライダーを右翼席に運ばれるなど、立て続けに失点を重ねてしまいましたこの試合は西舘選手にとって、6月18日の日本ハム戦以来の1軍マウンドでしたが、思うように結果を残せなかったようです
今回の西舘選手の投球は序盤は素晴らしかったものの、4回に崩れてしまいました。セットポジションからリズムを崩すことや高めに浮いたカットボールは、プロ選手にとって致命的です。次回はこの課題を克服して欲しいところです。
キーワード解説
- セットポジションとは?:ピッチャーが打者と対峙する際、体を一定の姿勢に固定し、投球の準備をする投球スタイルのことを指します。
- カットボールとは?:ボールがわずかに横に曲がるように投げられる変化球で、打者を騙すための技術の一つです。
- 三振とは?:打者がボールを打てずに、3回ストライクを取られることを指し、結果としてアウトになります。

