ロッテ、楽天に敗北で最下位に沈む – 投手種市の奮闘も打線の援護なし

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「ロッテ1-2楽天」(29日、ZOZOマリンスタジアム)での試合結果が明らかになりました

最下位のロッテは、5位の楽天に敗れ、その差は6.5ゲームに広がりました

この試合でロッテの先発投手である種市は7回を投げ、6安打2失点にまとめる好投を見せましたが、打線からの援護を得られず、これで今季7敗目を喫しました

試合のハイライトは5回

種市は2本のヒットと四球を与え、2死満塁の窮地に陥りました

そこで代打の鈴木大に押し出し死球を与えてしまい、先制点を献上

その後、6回には辰己の犠牲フライにより、追加点を許しました

吉井監督は「7回2失点のピッチングには文句はないが、種市クラスのピッチャーは点の取られ方が悪かったので、その点を次に生かしてほしい」と語りました

一方、ロッテの打線は相手を上回る10安打を放ちながらも、得点はわずか1点

特に初回には3本のヒットを打ちながら、相手の好守備に阻まれて無得点

それでも7回には、西川、ソトの連続ヒットと宮崎の犠牲バントで1死二、三塁の好機を作りましたが、高部の犠牲フライでしか得点を奪えませんでした

吉井監督は「立ち上がりは(古謝の)真っ直ぐをしっかりとらえたが、その後、配球が変わってからの変化球に左バッターがうまく対応できていなかった」と分析しました

さらに監督は「相手はフォアボールとデッドボールを6回与えたが、こちらは1回だけ

それが結果に響いた」と述べ、10本のヒットを打ちながら1点しか取れないのは戦術に問題があると反省しました

選手たちにはツーストライクアプローチを促し、練習を通じてその技術を磨いていく必要があると強調しました

攻撃面では「1点止まりだった7回の攻撃についてはしょうがない

相手も必死に抑えに来ていたので、もう少し点を取りたかった気持ちはあるが、1点取れたことは最低限の攻撃ができたと考えている」と振り返りました

今回の試合結果は、ロッテのプレーに対する反省を促すものとなりました。種市の好投にもかかわらず、打線がつながらなかった点は今後の課題です。選手にはより一層、プレッシャーのかかる状況下での打撃力向上が求められます。
キーワード解説

  • フォアボールとは?:投手が四球を与えることを言い、バッターがボール球に対してバットを振らずに、4球以上ボールが続くと出塁することを指します。
  • 犠牲フライとは?:バッターが飛ばした打球が外野手のキャッチされるも、進塁できる(得点できる)ようなフライボールのことを指します。

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