試合はバンテリンドームナゴヤで行われ、中日が8対5で勝利した
この試合では、初回から中日の打撃が活発で、特にマルテの登板した9回は緊迫した展開となった
解説を務めた元中日選手の谷繁元信氏は、マルテのピッチングスタイルについて詳しく分析した
彼によると、マルテは「まっすぐ、スライダーピッチャー」であり、ストレートのスピードが157キロにも達している点が特徴的だ
ストレートはシュート気味の球が多く、相手打者にとっては打ちにくいとのこと
しかし、谷繁氏は「ストレートで空振りが取れていない」とも指摘した
マルテは9回の登板で、代打の乙坂智選手を中飛に抑えたものの、続けて死球を与え、さらに四球で一、二塁とピンチを招いた
その後、中山礼都選手を左飛に仕留め、なんとか試合を締めくくった
谷繁氏は、マルテがストライクゾーンに思いっきり投げ込む姿勢が抑えとして向いている可能性があると評価している
中日・マルテ投手が2セーブ目を挙げた試合は、彼のピッチングスタイルと課題が浮き彫りになった試合となった。谷繁氏の解説を通じて、マルテの強いストレートとスライダーの使い方に対する評価や課題が明らかになり、今後の成長が期待される。
キーワード解説
- セーブとは?:セーブは、試合の終盤に登板して相手チームの得点を防ぎ、勝利を確定させる役割を持つ投手に与えられる記録です。
- ストライクゾーンとは?:ストライクゾーンは、打者がバットで打つことができるボールの投球エリアで、これに入った投球はストライクとされます。
- スライダーとは?:スライダーは、ボールが横に曲がる変化球で、打者を惑わせる効果があります。コントロールが重要です。

