石井は試合の重要な場面で登板し、見事な投球でチームを勝利に導いた
「やれる精いっぱいはできたかな、と
勝ってよかったですね」と勝利に対する素直な思いを語る石井
試合は1点リードの状況にあり、彼の登板で観客の期待が高まった
八回のピンチにおいて、石井はまず2番打者の菊池を打ち取り、その後も小園をアウトに
ファビアンには中前打を許したものの、坂倉のゴロを自ら処理し、ファーストにトス送球を成功させたことで、無失点のスコアボードを維持した
この日、石井が記録した連続無失点試合は32試合となり、セ・リーグでは歴代3位の記録に並ぶこととなった
これまでの歴代記録は、藤川球児(2006年38試合)、篠原貴行(2011年37試合)が持っている
藤川監督は「非常にタフな状態ですけど、良いピッチング
このまま少しずつ自分のペースで進んでもらいたい」とそのパフォーマンスを称賛した
自己管理とチームへの貢献を重視する石井は、「評価されるのは最後の数字なので、シーズンが終わるまでしっかりと続けたい」とコメント
今後の登板に向けて自らを鼓舞していた
試合が終わると、甲子園球場内にバースデーソングが響き渡り、石井の素晴らしい日にふさわしい祝福が行われた
(須藤佳裕)今回の石井投手の投球は、誕生日での記録更新という特別な意味を持ち、多くのファンがその活躍を祝うことでしょう。彼の持つ精神力と、試合を通じた成長が今期の阪神にとって大きな力となっていると感じます。これからのシーズンも期待が高まります。
キーワード解説
- 無失点とは?試合中、投手が一度もランナーを得点圏に送らないことを指します。
- ピンチとは?試合中に、相手チームに得点のチャンスがある状態を指します。
- トス送球とは?フィールドの選手がボールを簡単に投げ渡すことを指します。
- 歴代記録とは?過去に達成された、特定の条件を満たす記録のことを指します。

