中日ドラフト1位・金丸夢斗投手、プロ初勝利を目指す 未来に向けた誓い
中日ドラゴンズのドラフト1位ルーキー、金丸夢斗投手(22)が、7月31日の巨人戦でプロ初勝利を狙う金丸投手は「自分の投球をすることが、勝ちにつながると思うので、あまり考え過ぎずにやっていきたいです」とコメントした
金丸投手は前回の8月21日のDeNA戦で、プロ最長の8回1失点という素晴らしい投球を見せたが、残念ながら勝ち星を挙げることができなかった
この試合では150キロ超の直球を中心に、カーブやスプリットを織り交ぜたピッチングで、最少失点で試合を乗り切ったが、打線の援護に恵まれず敗戦
DeNA先発の東選手にこの年4月30日以来10連勝を献上している
金丸投手はこれまで8戦未勝利で4敗を喫しており、8月8日の巨人戦でも7回2失点という好投を見せながらも、チームが逆転サヨナラ負けしてしまうという辛い経験を味わった
「まだ勝利の感覚を味わっていないのが辛い」と語る金丸投手だが、取材時の冷静な対応は印象的だ
柔和な笑みで質問に答える姿は、まるで新人離れした落ち着きがある
金丸投手は「人生でブチ切れたことはない」と述べ、自身を「良い意味で鈍感」と語った
マウンドでもその冷静さが見受けられ、8試合で7度のクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を記録、防御率は2.41という数字がその実力を証明している
球宴休暇には神戸市の実家に帰省した金丸投手は、「両親といろんな話をしながら外食したり、近所の温泉に行ったりして、いい時間を過ごせました」とリフレッシュした様子
今後の巨人戦に向けては、「外野フライを打たせることを心掛けて、球場の特徴を活かした投球をしたい」と意気込みを見せている
金丸投手にとって9度目の登板となるこの試合で、ついにプロ初勝利を手にすることができるか、注目が集まる
金丸夢斗投手は、冷静な態度と安定したパフォーマンスで注目を集めている。彼が直面する厳しい状況にもかかわらずいつも変わらない姿勢を保ち続けている点は立派であり、その心の強さが今後の成長につながることを期待したい。
キーワード解説
- クオリティースタートとは?:クオリティースタートとは、投手が試合中に6回以上投げて、3失点以下に抑えた場合に付けられる評価です。これにより、投手の安定性と能力が測られます。

