オリックスが育成選手2名を支配下選手として登録、横山と入山が新たなスタートを切る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
オリックス・バファローズは7月30日、育成制度で活動していた横山楓投手と入山海斗投手を支配下選手として登録したことを発表した

この登録の影響として、横山は背番号が123から52に、入山は032から68に変更される

なお、支配下選手の登録には新規選手契約可能期間や選手契約の譲渡可能期間が関与し、これが31日に締め切られることから、今後の動向にも注目が集まる

選手プロフィールと通算成績

選手名 年齢 入団年 通算成績
横山楓 27 2021年 1勝2敗、防御率2.33(2023年)
入山海斗 25 2022年 勝ち星なし、防御率3.86(2023年)

横山の決意

横山は、球団を通じて「崖っぷちの4年目ということに変わりはありませんので、より身の引き締まる思いです

とにかく1軍で活躍できるように、今まで以上にがんばるだけです」と述べ、今後の活躍を誓った

彼は2023年シーズンにおいても4試合登板を果たし、防御率7.36という成績を残しているが、ウエスタン・リーグでは17セーブを挙げるなど、その潜在能力を証明してきた

入山の感想

一方、入山は「正直、まだ実感はあまり湧いていないのですが、プロ野球選手としてのスタートラインに立てたことを本当にうれしく思います

ここまで支えてくださった方々への感謝の気持ちを忘れずに、これまでやってきたことを継続しながら、いつも通り思い切って全力で腕を振っていきます」とコメント

入山は昨シーズンにおいて44試合で5勝3敗、13セーブの好成績を収めた

今回オリックスが育成から支配下選手に昇格させた二人の選手は、今後のチームにおいて重要な役割を果たすことが期待されます。特に横山投手は、数年間の厳しい状況を経ての昇格であり、その決意は非常に力強いものがあります。一方の入山投手も、自身の意欲を表明しており、今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • 支配下選手とは?プロ野球チームが特定のルールに従って契約する選手のことを指し、選手が試合に出場できる権利を持つ。
  • 育成選手とは?主に未完の若手選手を育てるための登録制度で、GMやコーチの元で鍛えられ、支配下選手に上がる機会を待つ。
  • 防御率とは?投手が自責点を与えた回数を元に計算され、数字が低いほど安定した投球を示す。

SNSでもご購読できます。