巨人・戸郷翔征、復帰登板で6回無失点の好投を見せ3勝目をマーク

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(セ・リーグ、中日0-2巨人、15回戦、巨人9勝6敗、30日、バンテリンD)勝利の瞬間、巨人・戸郷翔征投手(25)の表情には安堵がにじんだ

今回の試合は彼が不振からの2軍調整後に復帰してからの初登板であり、6回を4安打無失点という成績を収めた

この勝利は、彼にとって6月8日以来の52日ぶりの白星であり、3勝目となった

試合後、戸郷投手は「一つ勝つ難しさを改めて感じましたし、ほっとした気持ちもある

前半戦は全然駄目だった

後半戦の1試合目に勝つことができたので、いい流れに乗っていければ」と喜びを語った

また、彼は6月22日以来、38日ぶりの1軍登板であったが、最初の1、2回では得点圏に走者を進める不安定さもあったものの、要所での粘り強さが光り、3回以降はテンポ良く試合を進めることができた

彼の直球は最速151キロを計測しており、試合後には「真っすぐの質の良さを取り戻したことが勝利の要因」とその理由を分析した

昨年まで3年連続で12勝を挙げたが、今季は不振により前半戦だけで2度も2軍降格を経験した

戸郷は「これだけ悩みながら試合に入っているのは今年が初めて」と心情を吐露し、離脱中には読書に取り組むことで復調を図ったという

特に自己啓発本にも目を通し、「今までにはない感情や苦しいことを経験したからこそ理解できたこともあった」と学びを得た

阿部監督は戸郷の復調を「大きいことじゃないですか

何とか粘って、いい投球でした」と称賛し、当日の勝利が今後の試合に良い影響を与えることを期待した

現在、首位阪神との差は11ゲームで、優勝へのマジックナンバーが39となっている中、戸郷の復活は巨人にとって明るい材料となる可能性がある

戸郷選手の復帰登板は、彼自身にとってもチームにとっても重要な出来事であった。過去の実績を持つ投手が不振を経て再び力を発揮する姿は、ファンにとっても励みとなる。今後の試合でも彼のパフォーマンスが求められ、復調を続けることが期待される。
キーワード解説

  • 直球とは? 直球は野球において投手が最も基本的に使う投球で、その球威やスピードが試合の重要な要素となる。
  • 得点圏とは? 得点圏とは、走者が得点する可能性がある塁のことで、通常は1塁と3塁に走者がいる状況を指します。
  • エースとは? エースは、チームの中で最も優れた投手のことを指し、通常はチームの1番手投手として期待される役割を担っている。

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