試合は巨人の先発・戸郷翔征投手と中日・柳裕也投手の両先発による好投が光り、5回まで得点が入らない均衡が続きました
しかし、6回表、2死一、二塁の場面で岸田行倫選手が左前適時打を放ち、試合の均衡を破ります
続いて増田陸選手も左前適時打を記録し、巨人が2点を先制しました
投げる戸郷は6回を無失点に抑え、後続の田中瑛、大勢、マルティネスが完封リレーを展開し、試合を逃げ切りました
戸郷はこれで、6月8日の楽天戦以来、52日ぶりの今季3勝目を挙げました
また、中日戦での白星は、5月25日のヤクルト戦以来66日ぶりのものです
なお、先発・柳に対して、巨人のスタメンには丸佳浩選手、佐々木麟太郎選手、泉口恭平選手、キャベッジ選手、岸田選手、増田選手、リチャード選手、門脇選手が名を連ねました
初回はチャンスを作れなかったものの、戸郷は持ち味の制球を生かし、相手打線を抑え込みました
特に2回裏には、先頭打者に四球を与えるも、遊ゴロ併殺を奪うなどのピンチを切り抜けました
後続の回も投球内容は安定し、最終的に6回109球を投げて4安打、7奪三振、3四球の成績を残しました
試合の終盤では、7回こそ田中瑛選手が、8回には大勢選手、そして9回にはマルティネス選手がマウンドに上がり、7番から下位打線までを三者凡退に抑える好プレーで試合を締めくくりました
マルティネス選手はこれで、4年連続30セーブを達成しています
今回の試合では、巨人が強力な投手陣とコツコツとした打撃で中日に勝利しました。戸郷選手の無失点投球が光りました。しかし、打線のもう少しの奮起が求められる場面も見られ、今後の試合でのさらなる連携が楽しみです。
キーワード解説
- 完封勝利とは?:完封勝利は、投手が試合の間、相手チームに得点を許さずに勝利することを指します。これにより、投手の力が特に大きくなります。
- セ・リーグとは?:セ・リーグは、日本のプロ野球リーグの一つで、東京ドームに本拠地を置くチームが多く参加しています。
- 防御率とは?:防御率は、投手がどれだけランナーを得点させなかったかを示す指標で、数値が低いほど良い成績ということになります。

