阪神が広島に快勝、広島は今季ワーストタイの連敗を記録

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◆JERAセ・リーグ 阪神5―0広島(30日・甲子園) 広島東洋カープは、阪神タイガースに敗れて今季ワーストタイとなる7連敗を喫し、借金は11にまで膨れ上がった

残り試合は1試合となった7月、同チームはこの月に3勝16敗3分けという厳しい成績を残しており、31日の試合で再び敗れれば、昨年9月に記録した悪夢の「5勝20敗」の月間勝率2割を下回る危機にさらされる

今試合の阪神戦では、広島にとっては屈辱的な10連敗が続いている

これは同一シーズンで2分けを挟んで12連敗した1981年以来の出来事であり、引き分けなしの10試合連続の黒星はこのカードにおいて史上初となる

広島の打線は序盤の好機を生かせず、4回までに3度の得点圏に進出しながらも無得点に終わった

特に、2回1死満塁では秋山の遊撃への直撃打で、1塁走者の大瀬良が帰塁できず、併殺で先制機を逸した

前日29日も7回に無死満塁の好機を逃し、そのまま0―1で敗北したことから、再び重苦しい展開が続いた

先発投手の大瀬良は4回無死一、二塁の場面で小幡を三ゴロ併殺に仕留めたものの、2死三塁の状態で暴投をし、決勝点を献上

この後、6回無死一塁でアクシデントにより降板し、残した走者がテイラー・ハーンの押し出し四球で生還する結果となった

今回の試合では、広島の打線が序盤にチャンスを生かせなかったことが特に目立った。高い期待をもって臨んだ試合で、得点圏への進出を果たしつつも無得点に終わったのは、選手たちの焦りが影響しているのかもしれない。特に先発の大瀬良選手の暴投が勝利を遠ざけてしまったのは、選手たちにとって残念な結果となっただろう。
キーワード解説

  • 押し出し四球とは?:野球において、打者がボール4つで塁に出る際、走者が走れることができるためとても重要な意味を持つプレーです。
  • 暴投とは?:投手が本来の狙った場所に投げられないことで、捕手がボールを受け止められず、走者が進塁することを許してしまう投球を指します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。