「２番・左翼」で出場した水谷瞬外野手（２４）は、５回に一時勝ち越しとなる中前適時打を放つなど４打数２安打１打点を記録し、大事な一戦で勝利に貢献した
試合はしびれるような緊張感の中で進行していたが、水谷は楽しみながらプレーしていた
同点で迎えた５回、二死二塁の場面で水谷はソフトバンクの先発・大津の低めフォークを迅速に捉え、この試合の流れを変える一打を放った
試合が行われたエスコンは「ルーフオープンゲーム」形式で、屋根が開いていたため爽やかな風が吹いており、これが彼のプレーにも好影響を与えた
「今日は気持ちいい風が吹いているので、その心地良さに便乗して打ちました」とコメントした
水谷は今季、長打力が増しており、出場４２試合で既に10本のホームランを記録している
昨季は9本だったため、成長を実感している
しかし、「ホームランばかり狙いすぎてもダメ」と冷静に語り、「強い打球を狙いに行ってヒットも打てるようにしなければならない」と意識を持ってプレーしている
この姿勢が今回の逆転勝利へとつながった
この連戦は1勝1敗という引き分け状態に終わり、ソフトバンクとの対戦での連敗も5でストップ
これにより、日本ハムは再び首位に躍り出た
しかし、厳しい優勝争いは依然として続く
水谷は古巣のソフトバンクの強さを熟知しており、浮かれることなく、冷静に次のステップへと進む決意を示した
さらに、水谷は次の試合で予定されている柳町達（たつる）外野手（２８）との“達”対決にも意欲を見せ、彼は「ホントの“達”はどっちなのかという勝負を」とコメントしている
柳町選手はデビューから８連勝という好成績を持っており、今試合での初完封を目指す
今回の試合では、日本ハムの水谷選手が逆転の決定打を放ち、試合を勝利に導いたことが特に印象的です。数字を見ると、彼の成長が明らかで、ホームラン回数も昨年に比べて増加しています。選手が冷静さを保ちながら楽しんでプレーしていることは、チーム全体に好影響を与えるでしょう。次の試合でもその調子を維持し、さらなる活躍を期待したいです。
キーワード解説
- 中前適時打とは？試合中に走者がいる状況で、相手の守備をかいくぐりながら安打を打つことを指します。このプレーは、得点を確実に上げるために非常に重要です。
- ルーフオープンゲームとは？屋根が開いている状態の試合を指します。観客にとって開放的な雰囲気の中で試合を楽しむことができるため、プレーヤーにもポジティブな影響を与えることが多いです。
- アーチを量産とは？ホームランや長打を多く打つことを意味し、特に野球では大きな成功を収めることを指します。
