中日・草加、プロ初登板で見せた完璧な投球術

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◇7月31日 ウエスタン・リーグ 阪神2―1中日(バンテリン) 中日は31日、バンテリンドームナゴヤにおいて、草加選手がプロ初登板を果たしました

4イニングを投げ、4安打を許すも無失点の好投を見せ、チームに期待を寄せる結果となりました

初登板の内容

試合は1点ビハインドの6回に草加選手が3番手投手としてマウンドに立ちました

彼は昨年2月に受けた右肘内側側副靱帯再建術(いわゆるトミー・ジョン手術)からの復帰を果たし、今季はこれまでに2軍戦で6試合に登板していましたが、1軍の本拠地での初登板となりました

投球の詳細

6回には、ボール球が先行する場面も見受けられ、先頭打者の楠本選手に右前打を許しますが、続く百崎選手と野口選手を凡打に打ち取り、無失点に抑えました

7回には、長坂選手にヒットを許した後、犠打と死球で一、二塁のピンチを迎えましたが、福島選手との対戦で144キロの直球を投じ、二ゴロ併殺打に仕留めて無失点を維持しました

圧巻の投球で無失点に抑える

8回の投球では、110キロ台のカーブやツーシームを巧みに使い分け、三者凡退に抑えました

9回も続投し、百崎選手の内野安打や井坪選手の左前打でピンチを招くものの、1番バッターの佐野選手を遊直に打ち取って無失点で試合を終えました

彼は4イニングで55球を投じ、被安打4、2奪三振、1死球という成績を残しました

まとめ
草加選手の初登板は、プロ野球選手としての彼の成長を示す重要な場面であったと評価できます

特に、彼の冷静な投球術がピンチを救ったことは、今後のさらなる飛躍に期待を持たせる要因となるでしょう

中日・草加選手の初登板は、とても印象的でした。特に肘の手術から復帰したにもかかわらず、無失点に抑えたことは彼の成長を感じさせます。このような投手がチームに加わることで、中日の未来が明るくなるかもしれません。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは?肘の靱帯が断裂した際に行われる手術で、再建することにより投手が復帰できる可能性を高めます。
  • 併殺打とは?一度の打席で2人の走者をアウトにするプレーのことで、守備側にとって非常に有利なプレーです。

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