浜屋投手は2019年のドラフトで2位指名を受け、三菱日立パワーシステムズから西武に入団
ルーキーイヤーでは、1軍で8度の先発を含む12試合に登板し、防御率4.97という成績を収めました
しかし、3年目からは1軍の舞台から遠ざかり、昨シーズンには約3年ぶりに1軍戦に登板したものの、1度のリリーフ投手として登板し、防御率11.57と期待に応えることはできませんでした
その結果、オフには育成契約に移行しました
今シーズンはファームにて10試合にリリーフ登板し、防御率1.04という素晴らしい成績を残しました
また、8と2/3回を投げて9奪三振を記録し、奪三振力の高さをアピールしました
支配下契約を受けて、浜屋投手は「ここからまた頑張らなければいけないという気持ちでいっぱいです
育成契約になった際には様々な思いが交錯し、挫けそうになったこともありましたが、多くの方に支えられ、再度支配下契約を結ぶことができました
入団時より成長できたと感じています
ファームで得た自信をもって、一軍のマウンドで活躍したいと思っています」と語りました
彼の背番号は「90」と発表されました
浜屋投手の支配下契約について、西武の広池浩司球団本部長は、「今年はリリーフ専念で支配下契約を目指してきました
フォームの修正が功を奏し、150キロを超える速球とカット、フォークを中心に変化球を用いてファームでしっかりと成果を出してきました
一軍のリリーフ陣に加わり、チームの勝利に結びつく活躍を期待しています」とコメントしました
浜屋将太投手の支配下契約は、彼自身の努力と成長の結果であり、今後の一軍での活躍が期待されます。育成契約からの復活は容易ではありませんが、彼の持つ潜在能力とファームでの好成績から、一軍での存在感を発揮する可能性が高まっています。
キーワード解説
- 支配下契約とは?選手がプロチームにおいて一軍でプレーする権利を得るための契約のことです。
- レリーフとは?試合中に先発投手が降板した後にマウンドに上がる投手のことを指します。
- 防御率とは?投手がどれだけ失点を抑えられたかを示す指標で、数字が低いほど優秀とされます。
- 奪三振とは?打者から三振を奪った数のことで、投手の実力を示す重要な指標です。

